2023年12月26日火曜日

立ち直れないかな

 病気のせいにしたくはない。

集中力が足りなかった。

「何がソロだよ。何がレコ発だよ!偉そうに。

何にも出来ないくせに。

そういう勘違いした奴がいると周りが迷惑するんだよ。

わかってるのかよ‼️

そんないい加減なヤツはマジで音楽辞めて欲しいわ…」

今のオレの本音。


無力だ。オレは無力…


2023年の最後の最後にこんな思いになるなんて。12/30の緊急ソロライブなんて偉そうにやるみたいだけど、これじゃCDだって売れる訳も無いというか明らかに勘違い野郎だよ。


さあ、これからどうする、オレ。

明らかに集中力の持続力がまだ戻っていないことがわかってしまった今、まだ完治してないことがわかってしまった今。

ツアーにも行けて、自分で運転して演奏も出来たから大丈夫だと過信した。音楽は過去には戻れない。負を入れない。マイナスなことは入れないで来たにも関わらず、ここまで破綻させてしまいここまで後悔したのも初めてなくらいやってしまった。立ち直るのが難しいくらい悔しい。


年末までに立ち直りたい。

2023年12月12日火曜日

Love 2023

2023年12月9日にバースデーライブをやらせてもらいました。
たくさんのありがとうと感謝です。

ここにはもういなかったかもしれない自分とこうして向き合えたこと自分でも奇跡のようです。
この曲を作ったのって2009年か08年だった。
とても苦しい生活の中で出来た曲なだけあって思い入れがとても深い。
届かぬ思いを形にしたこの頃、たくさんの6弦ベース1本で弾く曲を作りました。

その時から14.5年が経ち未だたくさんの方々に楽しんで頂けている幸せ、そして何年かに一度だけそうした皆様に喜んで頂ける曲をお届け出来、最近では「雲が降りる庭」「トゥールビヨン」「シテール」が早速高評価いただきアルバムの発売が楽しみです。

2023年11月23日木曜日

思い切って良かった

 今までライブハウスといったらグランドピアノがある。そう思い込んでいた。

YAMAHA C7を思い切って入れてあれから何年経ったのだろう。

弾くお客様は殆ど来ず客席数を考えたらピアノは手放そう…そう思ったのは先月のこと。

随分と悩んだし色々と考えたり思い出と浸った。手放すその日は流石に辛かったし寂しかった。このピアノと一緒に作って来た音楽がこれで終わるのだと思うと後ろ髪を引かれてしまう。自分がピアニストだったら…そう思うこともよくあったが私には必要の無い楽器だ。

しかし、その決断は良かったようで客席数が増えたにも関わらずまだ足りない事態がお陰様で続いている。特にイベント時は大変だ。コロナで席数を15席まで減らしたのだがピアノを手放すことで25席にまで増やせたが最低でも30席は必要な事態になって来た。それを考えても思い切って本当に良かったと思っているしキーボードがあるので今のところは全く不自由はしていない。


話は変わり、来月私の37作品目のCD「シテール」が出来上がって来る。こだわり抜いた今回の作品、なんとマスタリングを5度もやり直すという異例の事態に。理由としてはいつくかあるが、主にはマスタリングの段になり新たな技術が導入されやり直すことから始まりその新技術が幸いにも複数あったことで試してみることに。最後はアナログマスターの制作へと移行して行った。

今回のCDの大きな特徴のひとつは、デジタル録音であるにもかかわらずアナログな音が楽しめるところだ。

CDが完売した暁にはレコードの販売も考えていることを見据えての高音質アナログマスターの制作となったこと。

なんだとなくマスターを聴いているがいい音で毎回ワクワクする。

来月の発売がとても楽しみで仕方ない。

2023年10月29日日曜日

時が過ぎてゆく

 早いもので10月もまもなく終わり。あったような無かったような秋🍂はあっという間に過ぎ去り冬になって行く感じがして、秋を楽しむゆとりもない感じです。

音楽はこのところ多岐に渡り、ベーシストとしての楽しみも増えて来たように思う。ボーカルデュオも少しずつ慣れて来て音楽になって来たかな?

楽龍時に来られるお客様のおかげでベースを弾かせて頂けるのも楽しみのひとつ。

そうそう、ようやくレコーディングも終わりあとはジャケットデザインを残すのみとなった。今回は業者での制作で、最後のCDになるかと思うのでちょっと多めに作って頂き長く楽しんでいただける演目にした。


なぜ最後のCDかというと、もう売れない。

ダウンロードが大半になり、ツアーでも行くことがあるようならCDも売れるでしょうが今は楽龍時中心のためCDを売る機会が無いということが大きいかな。


子供の頃はレコードとカセットテープが主流だった。高校生くらいまではそうだったよなぁ。その後CDが出て来て、MDが後発で出てきた時にはあの手軽さから大ヒットし、CDRの出現であっという間にMDは姿を消しPCによるCDR録音が間近になっていった。気がついたらレコードやカセットテープは姿を消していた。

そんなCDRも再生の信用の低さや手軽さからCDそのものの価値観も変わって行か中で音楽はダウンロード販売へと移行して行った。CDの販売そのものの機会が激減しダウンロードやSNS、YouTubeに取って代わって来てしまった。

音楽を聴くのにもうCDは要らない。さらにはCDというモノがあることが以前は喜びだったものが今ではモノが増えることを嫌う人が増えダウンロードの需要が加速してきている。

が、しかしそんなダウンロード販売もサブスクリプションのお陰で頭打ちになってきている。

そんな中でのCD制作はとても難関だよね。

本当に売れるのか、はたまた棺桶に入れてもらう火種になるのかといった感じだろうな。


いずれにせよ、自分にとっても最後のCDという思いで記念に作ってるのでゆっくりでも完売目指して頑張るしかないね。

2023年10月14日土曜日

さよならC7

 たくさん頑張って手に入れたYAMAHA C7。

楽龍時をライブハウスにしたくて無理して買った。これがあれば少しはライブハウスっぽくなるかと思って。そしてTちゃんがここに居ると思っていたからというのが本音かな。

それも無くなり一変していった。

月日が過ぎて行く中で自分はどんなところでライブをやりたいのかがだんだんと分かって来た。答えは喫茶店でライブをやりたい。ということだった。最も、ツアーで行くところの大半はそんな喫茶店が多かったように思う。


C7を手放し、代わりに高級なピアノ椅子が3脚やって来た。とても触り心地のいい椅子だ。


もうここにピアノは無いのだ。

今は全く実感が無い。その現実にいつか気がつくだろう。その時に思い切り泣くかも知れないし後悔するかも知れない。

けど前を向いてやれるとこは精一杯やって行かなかったらダメだと思う。そう信じている。


ベーシストとしてやれることを淡々とやろうと思う。



2023年10月10日火曜日

感謝は己に…か…

自分の心情や音楽感を勝手に書いているこのブログも随分と長く書いて来たなあ。

10月と言えば楽龍時が13周年になったわけだ。

この13年間、思い起こすととてももがき続けて来た時間だった。まぁ今でもそんなには変わらないかも知れないけど、歳のせいか心にゆとりが生まれてきたな、と思う。

機材も夢にまで見たアンプとキャビネット、6弦アコースティックベース、4弦、5弦のFoderaも手に入れ、ダウンロードも2021年にはインスト部門国内第4位になったり。

でも、なりたい自分になれているのか…というとそうは到底思えない。

寧ろ、モノばかり増えて何も成長出来ていない気がする。大人にも少しはなれてるかも知れないが、それはただ年齢を重ねただけのことで成長と言えるかは微妙なものだ。


オレはどんな自分になりたいと思っているのか…。日々に流されてしまって自分の音楽に覚悟が出来ないことの言い訳のために周りを利用しているのでは無いか。

そんなことを考えてしまう。

ソロの演奏はあまりしたいとは思わない。確かに喜んでくれる人たちはいてくれているが、もしかしたら自分がやりたいこと、なりたい自分とは違うのでは無いだろうかとまた同じく堂々巡りなことを考えてしまう。

なんて傲慢でわがままで甘ったれたことを考える奴なんだお前は!

そんな自分に付き合ってくれてる周りにちゃんと心から感謝を言えているのだろうか。

そんな自分と一番長く付き合ってくれてる自分にちゃんと敬意を持ってありがとう、と言えるだろうか。


なりたい自分になれ!自分‼️

お前はお前のために生きろ。

他人がなんと言おうと好きなことをやればいい。

お前の人生なんだからな。そこでどんな苦しみがあったとしても言い訳だけはするなよ。


他人を裏切ってもいいとは思わないが、自分の気持ちに嘘をついて自分を裏切り続けることの方がもっと残念なんじゃないか?

本気でなんでもやってみてそれから考えても決して遅くはないだろ?

やる前から考えすぎなんだよな、お前はさ。

本気でやってみろよ。

きっと今よりももっと楽しいぜ。

音楽でもなんでもいい。全部本気でやってみればいいよ。

後のことはオレに任せろ。な。

もっと自分を信じてみろよ。お前以上にお前を信じられるやつなんかいないのだから。

立ち止まっている暇はもう無いぞ。

カウントダウンは始まっているんだからさ。

やろうぜ、一緒にさ!

ありがとう、自分。

2023年8月22日火曜日

そうか。あれから2ヶ月か。

 前回のブログから2ヶ月。自分なりに考え弾きながら音楽と、楽龍時と向き合って来た。

当たり前だがオレには音楽しか出来ない。

都会の雑踏のど真ん中にビオトープを作るのような音楽を6弦ベースで届けることだ。

空が見え、風を感じ、水を感じる

広大な大自然を6弦ベースで表現したい。

伴奏であってもそれは同じこと。

オレの伴奏には、大自然を感じる。そんな演奏家になりたい。

そんな音楽家になりたい。

残りの人生、これが私が追い求めて来た音楽のあるべき姿なのではないか、そう気付いた。

違うかも知れない。違っていたらまた修正すればいい。

大ヒットも無い、ひとりのベース弾きが6弦ベースを持ってなんだかフラフラやっているようにしか周りからは見えないかも知れない。

恥も何も全て捨てて再び挑んでみようかなと思い始めている。

出来るかどうかはやってみなければわからない!

2023年6月6日火曜日

音楽家として

 客はどんなに少なくてもいい。

そこから増やせばいいのだから。

他人の目など気にせず自分の感動を楽器を通してありのままに伝えて行く。それだけだ。

そこに理屈もなければ当然策なんか無い。

なのでソロライブは基本その場のお客様の顔を見て決める。

自分が感動していないものを表現してもなんら意味を為さないし他人が感動するわけもない。

心で奏でることが出来ることこそが大切なことだとオレは思う。

真の感動は忘れることは無い。

頭で覚えたことは忘れるから、オレは与えられた曲があったらその曲で自分が感動するまで弾いて感動出来るところを探すね。

そして譜面を見なくても弾けるようになるまでやると違う世界が見えてくる。

それから徐々にそれを膨らませて1曲の曲を曲として完成させたい。

策で作られたもので感動があったとしてもそれはすぐに忘れ去られるから。

オレはそんな音楽はやりたく無い。

やりたく無いのだ。

それがいいものならそれでいいがそれはよく出来たメッキだから。

同じ曲を何度やっても感動する自分でありたい。

何曲も要らない。1曲だけでもいいんだ。

もしその1曲が生まれたらその1曲を大切に育てて行く。

それが出来なければどの曲をやっても同じ結果しか生まれないことを知っているから。


オレのやり方が合っていようが間違っていようがそれも関係ない。


オレはオレの感動を楽器を通して伝えることがオレにしか出来ない音楽だから。

当たり前のことだけどね。

音楽家として、オレはオレの感動を伝える義務があると思っているから「覚えならない🟰真相はやりたくない」だと思っている。

それと余程のことが無い限り人と一緒にはやりたくない。なぜなら自分の音楽を大切にしない人があまりに多いから。

2023年5月22日月曜日

なんだろう

 今までに感じたことのない寒気、悪寒を感じた。全てが無くなる。無になる予感。

記憶喪失にならない限り無にはならないが。

このところちょっと頑張りすぎてるのだろうか。

2023年5月2日火曜日

あーもー ヤバいよ

 アコースティックベースの理想形を求めるという沼にハマってしまった。

とても贅沢なことにBoss のリバーブだけでは飽き足らずSTORYMON Big Skyを追加。これだけでも充分な筈なのだがより深いストリングの音を目指してSTORYMON CLOUD BURSTを追加。

弦も市販されているものは全て試したと言うと凄いなと思うかも知れないが6弦アコースティックベースの弦なんて何種類も世界的に無い😭

寧ろあるものを使うしか無いくらいだ。

笑えるのは純正のアコースティック6弦ベースの弦は国内販売されているものは無いということ。

1setついに¥15,000を突破。こりゃー維持費が大変だと思いながらも理想の音を求めてしまう。性だと思おう。

話しを戻すと、プリアンプとコンプレッサーとDIの必要性を今度の福岡があることがキッカケにもなってしまったのだけど、ピエゾの音(Line)が生音とかなり乖離していて生の音を活かしたいと思うようになった。しかしマイクだけでウン十万は出せないし出すなら貯金したい。けどこのLINEの音は無いよなぁ…

朝寝ぼけ眼でポチっ…

あ!今なんかやらなかったか😰

時既に遅し…

FISHMAN AURA SPECTRAM DI

購入‼️


2023年3月23日木曜日

無伴奏チェロ組曲

 3月21日バッハ生誕記念を祝して無伴奏チェロ組曲第一番全楽章と2.3.6番のプレリュードとグスタフマーラーのアダージェット、オリジナル曲をやった。

毎日10時間以上弾いて臨んだ本番でしたがまぁ自己採点ではこんなもんでしょう!という感じでした。


そんな峠を越えちょっと気になっていたことをやってみた。

それは所有するベースでバッハをやってみる!

結構皆さん、Fodera presentationが私の音がする♪と言ってくださりまぁ自分でも一番付き合いが長いベースなのでコントールがしやすいのは事実ですが、それは置いておいてフラットに弾いてみて、聴いてみてそこんとこどう?っていうのをやってみたかったんですよね。

使用楽器は

Fodera presentation、emperor custom5

Warwick Alien6、RB Alien

Ibanez SR5006、EHB1506

の6本。

まぁそれぞれに良さごありどれが一番いいみたいなのは無いなぁ、という結論をもとに検証を発表します。

●Fodera presentation

付き合いが一番長いので痒いところに手が届くのは言うまでもなくなのですがやはり流石のバランスですね。とにかく上品!やっぱり綺麗だわ。強弱の幅も申し分なく特に減衰する音の作り易さは天下一品。

●Fodera emperor custom5

正直アクティブだし期待してなかったのですが、それは大きな間違いでした。こんなに綺麗な音で表現の幅があるとは思わなかった。1〜5弦までの音の分離や倍音の処理のし易さ、やっぱりFoderaすげ〜!って感じでした。

●Warwick Alien6

このところは毎日これしか弾いて無かったのが良かったのか、アコースティックならではの深みのある音と弦をリチャードココのニッケルに変えたのが幸いしとても綺麗な音に。ピエゾピックアップの音での比較になるので生は置いとくとして、こちらもなかなか頑張ってくれてました。私が一番気にするところは細かいニュアンスがどこまで再現されるか、なのですがFishmanのプリが内蔵されてるのですが表現される芳醇さはまだ引き出せて無い感じでした。そのまま弾いただけど平らな感じがまだありますね。

●Warwick Rock Bass Alien6

弦をナイロンのフラットワウンドにしてありそれで調整をしてあるのでそのまま検証してみた。これが意外に良かった。クラシックギターさながらの柔らかな音は他には無いとても切ない感じの音で古楽器の雰囲気がある。PUとプリはAlien6と同じなのにこちらの方が強弱などの表現力か豊かに感じたな。

●Ibanez SR5006

日本のハンドメイドの最高峰に入るであろうこのベース。独特の粒立ちが印象的で立ち上がりが速いせいか旋律のハッキリさは他のベースには無い感じ。強弱などの表現力はなかなか凄い!ケンスミスの音にも似てる気がするけどやっぱりIbanezだよなぁって感じでした。

●Ibanez EHB1506

この中で唯一ヘッドレスでしかもマルチフレット。もうこれだけでクラシックを弾くこと自体に興味深々でした。が、しかしヘッドレスのせいか倍音の処理がとても心地いい。しかもエレクトリックということを忘れさせられる程アコースティックな感じの音弾き心地なのはびっくりしました。マルチフレットのため6弦側が35inchで1弦側は32inchということで1弦のサスティーンにはちょっと物足りなさを感じたがバランスがとてもいいので聴いてみると意外にも自然な響きで、ああそういうことなんだなぁ、と感心させられました。


いかがでしたか?なかなか上手く伝えきれて無い部分も多々ありますが、これはもうどれで弾いてもアリだな!って感じでした。Fodera emperor customだけは5弦でHigh-Cを張っているので全く異質になるかと思ったのですがそれは問題外なことがよくわかりました。


あなたならどんな音でバッハを聴いてみたいですか?


2023年3月17日金曜日

さーてさて!

 明日はGENのLive。

初めてAlienで合わせるのでとても楽しみだけど寒くて雨だとお客様来てくれるのかなぁ…。


Wawick Alienネタです。恐縮でーす!

ペグをRockBass AlienとWoodに交換してみました。なかなかカッコいいじゃーん。

ということで4弦hybridも交換^_^♪

音も心なしかWoodyな気がします。たぶん気のせいだとは思いますが。

Rock Bass Alien6を元のブラックナイロンに戻して、Alien6に Black labelの弦に張り替えてみた。

RB AlienはさすがBlack nylonでセッティングしてもらっているだけにいい音ですね。流石です。


Alien6にBlack labelを張ってみた感想は、元々張ってあったのはRed labelらしいのですが、とてもギラギラした音でフィンガーノイズが凄い。ちょっと指を動かすだけでキュッ、キュッと鳴ってしまう。音の立ち上がりが速くサスティーンもあるので普通にベースとして弾くのには悪くない感じ。

ただBachを弾くとなるとちょっと耳障りかな、と思いBlack labelに交換して、とてもいい感じになりました。ギラギラは抑えられ、フィンガーノイズも格段に減った。サスティーンもあるし心地よい立ち上がりなので本番はコレかな。

欠点といういうかどうかは分からないですが見た目かな。Redはgold弦ですがBlackはシルバーなのでちょっと見た感じはRedの方が高級感はありますね。今度カラーの弦を探してみよう。


FacebookにWarwick Alienのネタをたくさん書いてきたのでこれ以上書くと嫌われてしまうかな、と思ってこちらに書くようにしました。




2023年3月12日日曜日

あらためてAlien6の感想

 昨日のライブと早朝に野外でちょっと弾いてみたりしての私の感想と、長きにわたって一緒にやって来ている仲間たちにも色々と意見を聞いてみました。


まず私の感想

今まで弾いて来たアコースティックベースの中ではいちばん弾き心地がいい。生音のモニターがしやすい。1〜6弦のキャラクタが程よくハッキリしていて和音を弾いた際の音の分離がイイ感じ。

アコースティックならではのテンションの硬さが6弦に向かうに従ってウッドベースのような心地よさがある。


周りの意見

エレキでは無いので音の強弱の幅がある。1〜6弦までのどこで弾いてもアコースティックらしさがある。サスティーンが長い。聴いてて表情が豊か。他の楽器とのやった時に程よいアコースティック感があるように思えた。ウッドベースのような音だけれども聴きやすく音の輪郭が捉えやすい…等々


雑味を取った透明感と分離の良さをFoderaではとても感じでいたし、その良さを存分に楽しんで来た。これはFoderaならではでもあるし、そのような音を求める曲には今後もFoderaを使おうと思っている。

反対にアコースティックさを求める曲には、しっかりとした重低音がウッドベースみたいでとても良いと思いました。

2023年3月11日土曜日

南相馬いちばん星ライブ

今回は、大人の修学旅行という名目のボランティア演奏で南相馬市いちばん星にきた。
みんなとても大変な中、参加してくださり本当にありがとうございます。

とても数えきれない程の思いがよぎり、なかなか眠れない。12年前にここいちばん星に来はじめてからの12年分を一気に振り返っている。
楽龍時も13年目で様々な節目を迎えているけど、ここいちばん星も同じように節目を迎えているように思えた。

総勢9名でここに来て、私の体調を気遣ってくれる人もいますがそんなことはどうでもいい。困っている人が私に来て欲しいと言ってくれた。その思い応えるというのはきっとアーティストの性かも知れない。

みんな嬉しかったのだけど中でも冨成さん、佐藤さんが10年ぶりに参加してくれたことにも想いを巡らせた。私のことを無機質で人の気なんて全く考えないヤツ、そんな人間だと思う人もいるかも知れないが、そう見える人にはそれで仕方がないから放っておく。そんなことより今日こうして12年間通い続けた自分にまずは有難う。よく頑張って通い続けたね。お疲れ様。

そして、ある意味さようならと言うのが大切なのかな。過去を見てばかりいても何も始まらないからこれからは明日を見て行かなければ、過去との決別、決着をつけなければいけない。そんな気がした。新たなベースたちのためにも音楽家としての仕事に戻らなければね。

また明日から全力で行こう。
奇跡的に命が繋がっている今のうちにやろう。

1日の中でとても苦しい時が何度かあるけど今は弱音は吐いていられない。だってみんな大変なんだものね!自分も変わらないよ。命がある限り可能な限り走り続けたい。

今いちばん星の布団の中で思うこと…
みんなそれぞれの想いを胸に来てくれているからか、温かい気持ちに包まれています。有難う。

Alien6との相性は、今のところはいいと思うけどまだ弾き始めたばかりだからこれから色々と見えて来るよね。今までのRB Alien6と比べちゃうとすこぶるいいね。けどね、誰もイイって言ってはくれないのが不思議なんだよね。それは私のイメージ=Foderaだからなのかも知れないな。
これからはちょっとわがままさせてもらうよ。今まではそんなことに縛られたり振り回されたりして来たけど、これからは弾きたい楽器で自分の思いを描きたい。それはSoloでもDUOでも伴奏でも同じかな。

なぜかわからないけどFoderaを弾く気になれないんだよね。あんなにイイ音するのに…
同時にアコースティックベースにとても惹かれている。ステージでの見栄えも音もFoderaの方がいいのにホントなぜだろう。アコースティックベースは弾いていて安心するんだよね。
たくさんの本番をやりたい。収入を増やしたいからね。もっともっと自分に近づきたいな。

おっともう2:21だ寝なきゃ。

2023年3月10日金曜日

3月7日に無事到着

 期待と不安を胸に、中国で作られて、ドイツに渡りそこでPLEKと調整を2.3日かけて行い、出荷許可でOKが出て、山野楽器に到着しさらに1週間かけての調整を経て3月7日に島村楽器に到着。

山野楽器のMさん、島村楽器の松尾店長、担当のなっちゃんと全員では初顔合わせで日本初を祝して記念写真。

2023年3月6日月曜日

楽しく明日を迎えたい

 明日、Wawick Alien6がいよいよやってくる。

期待と不安が大きくなって来た。

明日は大安!

新たな門出だなぁ。

楽器もそうだけど、音楽が変わって行く気がとてもする。

やっと、ホンモノのアコースティックベースに出会えるんだな。一応、市販されているアコースティックベースの中では最高峰だからね。

長かったなぁ。


これからはFoderaとAlienの2本立てでソロやDUO・伴奏がまた楽しくなるね。


また忙しくなるね!


重=色々ある中で最も重要なこと、中心になっているの意味

廣=広いと同意語、広大

オーケストラだー!6弦ベースがピッタリだ!と言ってくれた人がいた。考えたことも無かったのでなんで?と聞き返したら、「重いって低音でしょ、それがたくさん重なって広く広くどこまでも広くって考えたら、オーケストラ‼️6弦ベースのまんまじゃ無いですかー‼️」ってとても感動しながら話してくれた女性がいました。

その言葉ずっと胸に秘めて今日までやって来た。

有難く、胸に刺さる言葉でした。


2023年3月5日日曜日

腕かはたまた楽器か…

 3月21日に無伴奏チェロ組曲をやるにあたり、Wawick RB Alienで弾き込んで見ているのだが芯の音に到達する時間がかかりすぎるのか、ある程度強く弾かないと芯まで到達しないように思う。

無伴奏チェロ組曲のような音の芯に一刻も速く到達しないとさまざまな表現が出来ない曲には今のところ不向きというか強く弾いてもなかなかそこには達してはくれない。。

これでは強弱はもちろん、アーティキュレーションなどの表現が不可能だ。

ただ、楽曲の中でのベースとしての役割では充分なのだが無伴奏チェロ組曲のようなガッチガチのクラシックのソロでは些か楽器のポテンシャルの限界を感じずにはいられない。

今の状況だとFoderaでの演奏に切り替えざるを得ない。特にppやpppで表情を多彩に操れるFoderaに対してRB Alienは常に同じ表情にしかならない。

ppに挑んで見る際には左指は普通以上に強くて押さえる訳だがそうすると金太郎飴のようにpやmpなどと同じ表情の音しか出て来てくれない。多分私の腕のせいだとは思うのだが…

細かいニュアンスに変化を持たせたくても芯の音に到達できてなければその表現は単なる厚塗りの化粧のようにしかならない。

芯が無ければppには到達しないし、ffであっても強く弾いただけでは芯に到達はしない。

なので聴くとうるさい。


アコースティックの良さを全面に出して表現したいのにこれでは無理そうだが限界点で繰り出し続ける無伴奏チェロ組曲を弾いてみるまで全く気が付かなかったからそれ大きな発見だ!


一応、Alien6の到着を待ってみて、それでも難しいようであればFoderaでやることにしよう!

2023年3月4日土曜日

ちょっと遠くへ行きたい

 ずっと缶詰が続いてる。

どこか遠くの美しい景色を愛でながら弾きたい。

Warwick Alien?うん、まだ来ない。昨日あたりに来る予定だったのだけど、ここまで来て焦って仕上げてもらうより本番を気にせずやって欲しいと思ってそう伝えたの。

写真からのFirst impressionは、正直あまり良くなかったんだ。木目も使われている部位も…

音も聴いてないし写真でしか見てないからなんとも言えないけどね。

断るにも断れないし。

そう考えると、Rock Bass Alienは安定してるかもね!


さーてと、イメージは次に行くとしよう。

2023年2月26日日曜日

呆気なく

 山野楽器さんからお預かりしていたRockBass Alien4が呆気なくご成約済みとなりました。

なかなか手に入らないものなだけにお嫁入りはちょっと寂しいですが、手にする生徒さんたちの笑顔が見られる楽器は幸せな気分になれますね。


Warwick Alien中心のアコースティックベース専門店でもやるかな笑

思うようにはね

 RB Alien6が戻って来て5日目。

思うように簡単に弾けるようにはならないな。

フラット弦はテンションが無いとフレットの上を簡単にコロコロた転がる。


しっかり押さえようと少しでも余計に力を入れたり早いパッセージで弦を押さえる指先の位置が僅かでも違うと弦が転んでコロコロ。


ハンマリングオン、プリングオフも全く決まらないから何をどう弾いても様にならない。


けど欲しい音がそこにあるから諦められない。

2023年2月25日土曜日

イメージは未来へ

どこまでも音の自然界の中を旅して行きたいな。

今はアコースティックベースの音世界にどっぷり行きたくて突き進んでるし、

自分の居たい音世界に近い気がするからね。

違っていたらまた戻ればいいし、、、

とにかく行けるところまで行ってみよう!

きっとまだ見ぬ世界が広がって行くよ。

楽器は弾いてこそ神器だし、弾くのも愛でるのも好き。

ここまで夢中になったアコースティックベースは初めてだからさ。

楽器店で弾いたことのあるアコースティックベースも含めると殆どのアコベ弾いてるんじゃ無いかな。

最終的に気になったのはこのWawickとCitronだけだったなぁ。どちらもデザイン的には私的には微妙なんだけどね、6弦ベースって無いんだよね。0から作るとなるととても大変だし1本や2本で理想的なものなんて作れないからさ。で、ラインナップとして6弦を持っているというのがWarwickだけだったんだよね。


どんな音世界があるのかなぁ、、、

ドタ感な音人生を神器を愛でながら楽しんで行こう。

2023年2月23日木曜日

ありがとう!

 山野楽器のWarwick担当の方がわざわざ楽龍時までRB Alien6を持って来てくれた。さらにサプライズで気になるRB Alien4をTop repairmanによる修正・検品というスペシャルレアな1機を販売目的ではありますが貸与して下さいました。


色々ありましたが、ある意味この時間はお金では買えないものなので寧ろ得したのかな。


日に日に近づいて来るAlien6の到着ですが、ドイツ製🇩🇪の有るべき形というのがとても楽しみです。楽器の読みはまず外れたことが無いのですが、今回は正直わからないです。

中国からドイツに送られるコンテナの中に1台あったAlien6を Japanに回すよう山野楽器さんが強力にpushしてくれて押さえてからのGermany PLEKなので果たしてどうなのか…山野楽器さんもGermわanyでのOK基準に基本的には準じるとのことなのですが私も商売道具である以上妥協は出来ないので、その辺はシビアに判断しようと思っています。



2023年2月22日水曜日

0は最小で最大

 おととい預けたWarwick RB Alienが今日戻って来ることになりました。山野楽器さんが直接持って来て下さるとのことでビックリ!緊張するなぁ。

本当に、山野楽器さんと島村楽器さんには頭が下がります。私のような一階の無名なミュージシャンにまでここまでしてくださるとは。

KORG時代のWarwick RB Alienの販売の仕方、アフターの在り方は、日本には不向きだったのだろうね。結果今、山野楽器さんがそのアフターケアを必死でやっていることを知りWawickのアコースティックベースが再び息吹を吹き返そうとしているように感じます。

私の周りのWarwick RB Alienを使っている人たちは褒めることは一切無くヤイ○の方がいい音で間違いないと口々に言われ、なぜか悔しくてそんなことは無い!とレコーディングでも使用したくらいだ。

以前使用していたathlete AX6は見た目の出来栄えは素晴らしく音も悪くは無かったが私にはどうしてもその楽器の美味しいポイントが見つけられなかった。レコーディングでも何度か使用したがやはりイメージが湧きづらく、結果手放してしまった。

それからしばらくてやっぱりアコースティック6弦ベースが欲しいと探すようになり、Warwick RB Alienの存在を知りました。 しかし6弦ベースとなるとなかなか見つけるのは難しく1年以上探してやっと巡り合い手に入れることが出来た。

弾いてみた時は驚きましたね!とにかく鳴る!楽器の鳴るポイントが明確にわかるベースだったんです。それからさまざまな弦を試しこのベースに合うスタイルを探していたらどこに行くにも持って歩くベースになったんです。それまではFodera一辺倒だったのが嘘のようでした。でも本番ではRB Alienを弾くまでには至らなかった。

その理由はFoderaの音の立ち上がり、伸び、減衰に至るまで全てがコントロール域に在るが故に細かな音の表現が出来るベースだったのだ。Ibanezはそこまででは無いものの、スペアとしては頑張ってくれるものだったので非常に助かる存在だった。


〜RB Alienのフルリペアにより全てが変わって行った〜


もうFoderaしかないのかも知れない…実はこれは諦めの方の発想だった。充分素晴らしい完成度の楽器なのだが、私がイメージしている音はクラシックギターの延長線上の6弦ベースだったのでイマイチピンと来ないところがある楽器だった。

もちろんFoderaもIbanezもナイロン弦を試してみたがラウンド弦の方がまだこの楽器には合っているな、そう思う反面エレキベースとしては素晴らしいがアコースティックのような感じの音はするがどうにも納得行かず、様々な6弦ベースを弾いてみたりはしたもののイメージするアコースティックサウンドでは無かった。Foderaでは究極のフレットレスを作ってもらったことがあった。それはピックアップの振動板に水晶を使ったもので、音の透明感は素晴らしかったが、やはりアコースティックのそれとは違うものだった。athleteはアコースティックではあるもののサウンドはイメージのものとはかけ離れていた。

RB Alienがリペアから戻って来て弾いた時にはビックリしましたね。以前とは全く違うんですよ。ネックを触った時の感覚も以前とは段違いに良かったんです。ネックの塗装がもう少し薄い?違う塗装?の方がもっと鳴る気がしましたが。

更に弦をフラットワウンドに変えてもらい、これはもしや私が追い求めていた音かも知れない、そう思いました。戻って来てからは少しでも早く慣れなくては、と思いとにかく弾き続けました。

今回トラブルで弾けなくなってしまったのは残念ではあったけど毎日かなり弾き続けたので中休みかな。お前も入院仲間だね。

それにしてもおととい出したばかりで今日出来上がったとの連絡を山野楽器の南さんから受け、え?もう?!ととても驚いた。

さらにさらになんと、山野楽器の南さんが直接持って来て下さると言うではないか。これには流石に驚いたし緊張してます💧

という訳で明日戻って来る。


リペア後のRB Alienは驚きの連続だ。

リハでもメンバーや歌い手がとても良いイメージだと絶賛してくれたりギタリストからは音がでかい 笑、と言われ最初ボリュームを絞ったのだがそれは褒め言葉でこんなに鳴るアコベは聞いたことが無かった、という意味だったりめちゃくちゃいい音ですねと言われらようになった。

以前は本番前のリハで使っていると、居合わせたお客様からあっちの音の方がいいとFoderaを指さされてたしメンバーにもやっぱりFoderaがいいよって毎度言われてた。そんなRB Alienがこれ本当に前のと同じ?全く別物じゃん、コレはいいね!とメンバーから絶賛されるようになり、お客様からもFoderaを指刺されることは無くなったのには驚きもありましたが何よりRB Alienが認められたのがなんかとても嬉しかった。


前にも書いたけどGermany PLEKがどんなに素晴らしいものであったにせよまだまだ日本人の職人の足元にも及ばないことを実証したと思うし何よりその技術力の高さが尋常じゃない程素晴らしいということを証明した瞬間だった。少なくとも日本ではこうでなければお客様に受け入れては貰えないというのも事実なのだろうな。


同じRB Alienを持っている仲間たちは、Facebookの私の書き込みを見ても無反応。それどころかそんないい音になんかなる訳が無いと信じてはいないのだろう。ましてやFoderaと比べてなんてそんなことがある訳が無いと…。

そんな奇跡の大逆転は始まったばかり。

こんなワクワクはそうそう無いね。

これでAlien6が来たらどうなってしまうのだろう。

Autobahnのある国、世界で初めて自動車を産んだ国、多くの大作家を産んだ国、そしてそんな国で生まれたアコースティックベースのエンジンに遂に類稀な日本人リペアマンによって火が入れられた。

精一杯頑張って弾くからね。

産まれ変わったAlien Bassいよいよスタートラインに立ったのかも知れませんね。

私も病気以降、ようやく気を取り戻し新たなスタート、0ラインに立った気がします。

全てはこれから始まる予感。

アコースティックベースの地球外生命体、エイリアン。君の産まれた国と同じGermanyで産まれた車で、これから人生のAutobahnを走ってみたい。

2023年2月20日月曜日

Warwickという会社と私の音楽

 Warwick RockBass Alien6が島村楽器、山野楽器の好意で蘇りライブやレッスンなどで使用し喜んでいたのも束の間、今度は全く音が出なくなってしまった。大したことでは無いことを祈るばかりだ。

それにしても、このWawick社と私の相性はもしかしたら最悪なのかも知れない。Foderaも海外のメーカーだし、Ibanezもmade in Japanは数少なく大半がIndonesiaだ。海外のモノが詰めが甘いという考え方や日本人が細かい、という時代はとうの昔に終わっていることだ。

KenSmithもSpectorも実に素晴らしい出来だ。

あらためて考えてみたが、Warwickは時代遅れなのかも知れない。

工場が中国なのが悪いのでは無い。細かな指示が出せないWarwick社に問題があると思う。

その大きな理由はYAMAHAの最近のアコースティックギターは中国製が大半だが出来がいいだけで無く音もいい。多分にOEMの優秀な工場があるのだろうということは容易に想像がつく。

そうなるとWarwick社がそこまで細かな支持が出せない会社だと考えると真の実力という意味では、アコースティックに限って、いやAlien Bassに限って言えば「とりあえず作っている」そんな立ち位置なのかもしれない。今回のオーダーから今日まで、不可解なことが非常に多かったし、そんな不可解なことを擁護する日本の姿勢にも疑問を抱いた。

それでもなぜWarwickにオーダーしたのか。

答えは至って簡単で他のどのメーカーよりもたくさんの6弦のアコースティックベースを作っている経験があり素晴らしい完成度のアコースティック6弦ベースが作れるものだと思っていたからだ。そもそも6弦ベースの需要は世界的にみても少なくアコースティック6弦ベースとなるとさらに少なく世界中で見ても1日100本も動くことはまず無いのだろう。いいところ1日10本程度かも知れない。この日本でAlien6が日本初というのもそういうことなのだろう。この先、Alien6が日本で発売される可能性は殆ど無いだろう。あるとしたらAlien6を私が気に入り、フレットレスをオーダーするくらいかも知れない

どのような気持ちでWarwick Alien6を迎えたらいいのか、今回の件でまた振り出しに戻らされた感じがするのだけどあまりに度重なることを考えるとやはり私のところに来てはいけない楽器なのでは無いかと思っている。

もしくは来たところで期待には全く沿わない、ただ工業製品として大丈夫です!というモノであって楽器として素晴らしいものかどうかというと違うのかも知れない。


一時はWarwickを見るのも嫌になる程のことがあったが島村楽器と山野楽器の伝わる思いがあったためもう一度信じてみようと思ったのも束の間の出来事たまたまたなぁ…

ここまで来たらなるようになれ!だな。

2023年2月10日金曜日

戻って来たWawick Rock Bass Alien6

 アースが落ちてなくて「ブー音」が消えなくなり島村楽器さんに1週間前に持って行った。

指板の修正、フレット打ち替え、プリアンプとピエゾピックアップの交換、弦高調整のためのサドル調整それらをたった1週間でやってくれたWawick輸入代理店輸入部の方、無理難題を受け付けてくれた島村楽器の岡留さん、ありがとうございました。


途方もなく素晴らしい出来栄えに耳鼓👂です。

弾きやすさから始まり、音の細部にまで手が入れられてるのを感じました。

RockBass AlienでコレほどのものだとわかっていたらAlien6はオーダーしていなかったかも知れないと思う程です。

しかし、その Alien6も早ければ来週中には上陸する予定だ。

アコースティック楽器は全体バランスが一番大切。一部分だけ良い材料を使っても、見た目ばかり良くてもダメだ。良い材料を使ったなら全体的により一層高次元のバランスを実現させる技術が必要になる。弾き手はわがままだ。

果たしてAlien6はどれ程のものなのだろう。

正直Wawickはとても信用信頼は出来ないメーカーだということがわかった。

なので、凄いものなのでは?!という期待と、がっかりするような出来栄えかも知れないという不安が入り混じっている。

あとは山野楽器さんを信じて輸入後にまた徹底的に調整してもらうしかないな。

今回の件で山野楽器最高リペアマンの実力もわかったのはとても大きな利益です。


Alien6…果たして吉と出るか、凶と出るか。

2023年1月29日日曜日

振り返ったら楽しい人生

 人生を立ち止まって振り返る年になったんだな。

残りの人生でしたいことをそろそろまとめて、そのことだけをじっくりやって行こうかな。

音楽に対する姿勢も見直す時期に来たなって思う。

立ち止まって振り返ると実にジグザグで面白い人生だったなと思います。随分といろんなことをやって来たなぁ。


音楽に関しては最近よく伝えるようになったのは「音楽は頭でやるな、胃腸で弾け!」

病気になりたくさんの気付きの中でもコレが一番の自分の悟りになった。

とかく頭(脳)で考えてやることは心や身体にとっては良くないことが私の場合は多い。また心や身体を巧妙に騙すのが上手い。


美味しそうに見えるかどうかの動物的感覚を優先する方が私の場合は上手く行く。


つまり胃腸に従うと上手くいくようだ。


そんなことを大切にしていたら、You Tubeで胃腸の進化のようなコンテンツだった。

興味津々でみてみたら、なんと私のその感は当たっていたのだ。

脳はもともと胃腸でそれが進化して脳になったそう。どういうことかというと、胃腸は食べられるモノを判断し、決定して取り入れることが出来るということなのだ。

脳は逆で負を取り入れる。脳ほどサボりたがる器官は無いそうだ。

言われてみれば朝目が覚めているのに(身体の目覚め)寒いから布団から出たく無い、まだ眠いから起きたく無い…などなどいろんな理由を付けてはサボりたがるそうだ。


ちょっと脱線したけど、音楽に置き換えるとどんなに綺麗なピッチでどんなに滑舌良く歌ってもなんか伝わって来ないなぁ、という経験をしたことのある人も多いのではないでしょうか。それは脳で音楽をやっているからなのではないか、そう思うようになった。

感情特にわかりやすいのは愛情。

コレを美味しく表現出来る人は感動を与えるのでは…。


考えてみるといいところを持っていく人のことを「美味しいところを持って行ったなぁ」なんていうことがある。

「そのフレーズ、美味しいなぁ」とか。


なぜ美味しい?…


もともと人はわかっていたのをコレまたサボりたがりの脳によってそれを理化学的にしてしまう。つまりその方が楽だから…


胃腸と脳は常に対等している。


脳に騙されず、美味しい胃腸が喜ぶ音楽をやりたいものだ。


コレは病気で立ち止まって振り返ってみることで気付いた私には大きな発見だったな。


これからは胃腸が喜ぶ美味しい人生を送って行こう!

2023年1月22日日曜日

昨年の今頃から今まで

 人生でこんな恐怖を味わうことになるとは思いもしなかった昨年のこの頃。

先々の本番をシンガーのSMさんとの入れていた矢先、身体が思うように動かなくなった。それどころか立ち上がることすら出来ない。落ち着いてから即病院へ行ったら脳に異常がありそうということで即精密検査となった。

様々な命に関わることが起こる可能性があり絶対安静となりコロナ禍であったため自宅での安静を余儀なくされた。

入っていた本番は全てキャンセル。辛かったのはMSさんには信じてもらえてない感じだったことだった。。。そして死を考えさせられたことだった。


体調不良により食生活は変わり、無理の効かない体になってしまったことで行動範囲は近所のみで殆どが徒歩圏内という生活になった。

そのおかげか昨年11月には血圧も正常値になり降圧剤の服用は無くなり、痛み止めと眩暈の薬だけになったのだがこれを期に薬を飲むことをやめてみた。

結局、様々な異常の疑いがあるということで検査の日々が永遠と昨年12月まで続いた。

2022年12月の暮れが押し迫った頃、なんとなくいろんなことに対する病気のことや医師の言うことに違和感を感じ出した。

確かに身体が不調なのはわかる。手足の痛みを伴う痺れと頭が割れそうな頭痛と吐き気と前後左右上下がわからなくなる眩暈が1日の中で何度となく繰り返される。


しかし、心はどうだろう。

心は元気なはず。体調が不調なことからの出来ないことの意識や実感が大きくて心まで病んでいたことに気付いた。


2023年になり、心まで病気になってなるものか!と自分に言い聞かせてみることにした。


そして医師の判断よりも自分の胃腸(心)に目を向け僅かづつだが音楽生活に再びシフトしてみた。

身体はやはり悪いようだということはわかったのだが、音楽が楽しくて楽しくて仕方がない。今までは仕事として追われる音楽ばかりだったのが体調不良により無理は効かず、難しいこともこなすことが出来ないので楽しい!とフワーッと思って行動に移せるごく僅かなことだけで満足感がとても大きく感じ、今の出来ない環境な筈なのに幸せ感がとても大きいのだ。


そして、何よりも自分がまるで幽体離脱しているかのように他人を見るように見えて来た。

その自分というのがとても大きな勘違いや偏った価値観、傲慢な人間であったことが手に取るように見えてしまった。

こんなに酷い無責任な嫌な奴だったのかと落胆した。

これが私の大発見。

自分が動けないことで、たくさんの人たちの協力無しでは生きて行くことが出来ない、その愛情に支えられて生きているのだと骨身に沁みて見えて来た瞬間でもあった。

またどれだけ多くの人たちを傷付けて来たのかと…


楽龍時の在り方、自分の音楽の在り方も考え方も病気で殆ど停止したことから0リセットされた感じだった。


その頃から不思議な夢を見るようになった。

その夢に出てくる方がいつもここぞという時にメッセージをくれる。

とても大切に守らなければいけないもののようだということだけわかる。

具体的には書けないがそういうことだと思う。


今後どのような人生になるかわからないが、大切だと思うことだけでなく少しでも丁寧に正面から向き合おうと思った。


2023年1月18日水曜日

新年あけましておめでとうございます

 もう1月も18日。時間が経つのは速いな。

去年の暮れから今年にかけて、大きな発見があった。

身体は病気でも心は健康だ。心は元気でいたい。

辛い痛みや痺れ、思うように動かない身体はもう諦めて受け入れることにした。

その代わりという訳では無いが、心まで病気に侵食されることは絶対に嫌だと思ったんだ。それまではあれが出来ない、これが出来ない…と心が病んで行くことを自分から集めてしまっているように思えた。そしてどんどん動けない自分を作っていってしまったように思ったんだ。

そうやって身体だけの病気のはずがいつしか心まで病気になっていたことに気がついたんだ。

それからというもの、自分でこれは仕方のない身体の病気だというものと、そうで無いものを徹底的に分けてみることにしたんだ。

痛いものは痛がらせておけばいい、手足や頭の痺れも痺れさせておけばいい。

心はそれに振り回されない、脳に騙されてはいけないんだ!と思うことにした。

だから、今の自分は元気なのだ。

身体がダメでも、心は元気だ。


そりゃ嫌だよ…特に頭の痺れとか、辺な痛みがずっと続くのは。正直しんどいし、疲労感が大きいよ。


けど仕方ないんだよ。身体は病いに侵されてるんだから。けど、心は病になっちゃ絶対ダメだ!


心が病んで来るとどんどん別の病を引き寄せて来るから。あっちもこっちもどんどん悪くなってさ起きていられなくなるんだよ。

そんな生活だったじゃないか。医者がなんて言おうと心は元気だ。だから元気な方へ身体を引っ張ってやればいいんだよ!


決めたんだよ。心だけは病いに負けちゃダメだ!って。

だからさ、楽龍時をはじめ近隣でのライブに限定してやることにしたんだよ。すぐにたくさんの本番を入れることは流石に自殺行為だから、少しずつ増やして明日の希望を作ることにしたんだ。


4月からは楽龍時からのSompoケアさんの配信も月4回、通常のソロライブやデュオなんかも5市1町からスタートすることにしたんだ。たまに遠方のイレギュラーなライブもあるけど以前みたいにせっかく行くからといって他を入れることは余程のことが無い限りしないことにもした。

2023年の抱負は、前と上を見る。自分に過度な期待はしない。今に感謝。出来ないことを集めてグチグチ言うのはダサいぞ。

出来ることを集めて感謝していこう。


出会って受け入れてくれた人には心からありがとうと言えるようになろう!

大丈夫、オレは幸せだ。