2023年2月26日日曜日

呆気なく

 山野楽器さんからお預かりしていたRockBass Alien4が呆気なくご成約済みとなりました。

なかなか手に入らないものなだけにお嫁入りはちょっと寂しいですが、手にする生徒さんたちの笑顔が見られる楽器は幸せな気分になれますね。


Warwick Alien中心のアコースティックベース専門店でもやるかな笑

思うようにはね

 RB Alien6が戻って来て5日目。

思うように簡単に弾けるようにはならないな。

フラット弦はテンションが無いとフレットの上を簡単にコロコロた転がる。


しっかり押さえようと少しでも余計に力を入れたり早いパッセージで弦を押さえる指先の位置が僅かでも違うと弦が転んでコロコロ。


ハンマリングオン、プリングオフも全く決まらないから何をどう弾いても様にならない。


けど欲しい音がそこにあるから諦められない。

2023年2月25日土曜日

イメージは未来へ

どこまでも音の自然界の中を旅して行きたいな。

今はアコースティックベースの音世界にどっぷり行きたくて突き進んでるし、

自分の居たい音世界に近い気がするからね。

違っていたらまた戻ればいいし、、、

とにかく行けるところまで行ってみよう!

きっとまだ見ぬ世界が広がって行くよ。

楽器は弾いてこそ神器だし、弾くのも愛でるのも好き。

ここまで夢中になったアコースティックベースは初めてだからさ。

楽器店で弾いたことのあるアコースティックベースも含めると殆どのアコベ弾いてるんじゃ無いかな。

最終的に気になったのはこのWawickとCitronだけだったなぁ。どちらもデザイン的には私的には微妙なんだけどね、6弦ベースって無いんだよね。0から作るとなるととても大変だし1本や2本で理想的なものなんて作れないからさ。で、ラインナップとして6弦を持っているというのがWarwickだけだったんだよね。


どんな音世界があるのかなぁ、、、

ドタ感な音人生を神器を愛でながら楽しんで行こう。

2023年2月23日木曜日

ありがとう!

 山野楽器のWarwick担当の方がわざわざ楽龍時までRB Alien6を持って来てくれた。さらにサプライズで気になるRB Alien4をTop repairmanによる修正・検品というスペシャルレアな1機を販売目的ではありますが貸与して下さいました。


色々ありましたが、ある意味この時間はお金では買えないものなので寧ろ得したのかな。


日に日に近づいて来るAlien6の到着ですが、ドイツ製🇩🇪の有るべき形というのがとても楽しみです。楽器の読みはまず外れたことが無いのですが、今回は正直わからないです。

中国からドイツに送られるコンテナの中に1台あったAlien6を Japanに回すよう山野楽器さんが強力にpushしてくれて押さえてからのGermany PLEKなので果たしてどうなのか…山野楽器さんもGermわanyでのOK基準に基本的には準じるとのことなのですが私も商売道具である以上妥協は出来ないので、その辺はシビアに判断しようと思っています。



2023年2月22日水曜日

0は最小で最大

 おととい預けたWarwick RB Alienが今日戻って来ることになりました。山野楽器さんが直接持って来て下さるとのことでビックリ!緊張するなぁ。

本当に、山野楽器さんと島村楽器さんには頭が下がります。私のような一階の無名なミュージシャンにまでここまでしてくださるとは。

KORG時代のWarwick RB Alienの販売の仕方、アフターの在り方は、日本には不向きだったのだろうね。結果今、山野楽器さんがそのアフターケアを必死でやっていることを知りWawickのアコースティックベースが再び息吹を吹き返そうとしているように感じます。

私の周りのWarwick RB Alienを使っている人たちは褒めることは一切無くヤイ○の方がいい音で間違いないと口々に言われ、なぜか悔しくてそんなことは無い!とレコーディングでも使用したくらいだ。

以前使用していたathlete AX6は見た目の出来栄えは素晴らしく音も悪くは無かったが私にはどうしてもその楽器の美味しいポイントが見つけられなかった。レコーディングでも何度か使用したがやはりイメージが湧きづらく、結果手放してしまった。

それからしばらくてやっぱりアコースティック6弦ベースが欲しいと探すようになり、Warwick RB Alienの存在を知りました。 しかし6弦ベースとなるとなかなか見つけるのは難しく1年以上探してやっと巡り合い手に入れることが出来た。

弾いてみた時は驚きましたね!とにかく鳴る!楽器の鳴るポイントが明確にわかるベースだったんです。それからさまざまな弦を試しこのベースに合うスタイルを探していたらどこに行くにも持って歩くベースになったんです。それまではFodera一辺倒だったのが嘘のようでした。でも本番ではRB Alienを弾くまでには至らなかった。

その理由はFoderaの音の立ち上がり、伸び、減衰に至るまで全てがコントロール域に在るが故に細かな音の表現が出来るベースだったのだ。Ibanezはそこまででは無いものの、スペアとしては頑張ってくれるものだったので非常に助かる存在だった。


〜RB Alienのフルリペアにより全てが変わって行った〜


もうFoderaしかないのかも知れない…実はこれは諦めの方の発想だった。充分素晴らしい完成度の楽器なのだが、私がイメージしている音はクラシックギターの延長線上の6弦ベースだったのでイマイチピンと来ないところがある楽器だった。

もちろんFoderaもIbanezもナイロン弦を試してみたがラウンド弦の方がまだこの楽器には合っているな、そう思う反面エレキベースとしては素晴らしいがアコースティックのような感じの音はするがどうにも納得行かず、様々な6弦ベースを弾いてみたりはしたもののイメージするアコースティックサウンドでは無かった。Foderaでは究極のフレットレスを作ってもらったことがあった。それはピックアップの振動板に水晶を使ったもので、音の透明感は素晴らしかったが、やはりアコースティックのそれとは違うものだった。athleteはアコースティックではあるもののサウンドはイメージのものとはかけ離れていた。

RB Alienがリペアから戻って来て弾いた時にはビックリしましたね。以前とは全く違うんですよ。ネックを触った時の感覚も以前とは段違いに良かったんです。ネックの塗装がもう少し薄い?違う塗装?の方がもっと鳴る気がしましたが。

更に弦をフラットワウンドに変えてもらい、これはもしや私が追い求めていた音かも知れない、そう思いました。戻って来てからは少しでも早く慣れなくては、と思いとにかく弾き続けました。

今回トラブルで弾けなくなってしまったのは残念ではあったけど毎日かなり弾き続けたので中休みかな。お前も入院仲間だね。

それにしてもおととい出したばかりで今日出来上がったとの連絡を山野楽器の南さんから受け、え?もう?!ととても驚いた。

さらにさらになんと、山野楽器の南さんが直接持って来て下さると言うではないか。これには流石に驚いたし緊張してます💧

という訳で明日戻って来る。


リペア後のRB Alienは驚きの連続だ。

リハでもメンバーや歌い手がとても良いイメージだと絶賛してくれたりギタリストからは音がでかい 笑、と言われ最初ボリュームを絞ったのだがそれは褒め言葉でこんなに鳴るアコベは聞いたことが無かった、という意味だったりめちゃくちゃいい音ですねと言われらようになった。

以前は本番前のリハで使っていると、居合わせたお客様からあっちの音の方がいいとFoderaを指さされてたしメンバーにもやっぱりFoderaがいいよって毎度言われてた。そんなRB Alienがこれ本当に前のと同じ?全く別物じゃん、コレはいいね!とメンバーから絶賛されるようになり、お客様からもFoderaを指刺されることは無くなったのには驚きもありましたが何よりRB Alienが認められたのがなんかとても嬉しかった。


前にも書いたけどGermany PLEKがどんなに素晴らしいものであったにせよまだまだ日本人の職人の足元にも及ばないことを実証したと思うし何よりその技術力の高さが尋常じゃない程素晴らしいということを証明した瞬間だった。少なくとも日本ではこうでなければお客様に受け入れては貰えないというのも事実なのだろうな。


同じRB Alienを持っている仲間たちは、Facebookの私の書き込みを見ても無反応。それどころかそんないい音になんかなる訳が無いと信じてはいないのだろう。ましてやFoderaと比べてなんてそんなことがある訳が無いと…。

そんな奇跡の大逆転は始まったばかり。

こんなワクワクはそうそう無いね。

これでAlien6が来たらどうなってしまうのだろう。

Autobahnのある国、世界で初めて自動車を産んだ国、多くの大作家を産んだ国、そしてそんな国で生まれたアコースティックベースのエンジンに遂に類稀な日本人リペアマンによって火が入れられた。

精一杯頑張って弾くからね。

産まれ変わったAlien Bassいよいよスタートラインに立ったのかも知れませんね。

私も病気以降、ようやく気を取り戻し新たなスタート、0ラインに立った気がします。

全てはこれから始まる予感。

アコースティックベースの地球外生命体、エイリアン。君の産まれた国と同じGermanyで産まれた車で、これから人生のAutobahnを走ってみたい。

2023年2月20日月曜日

Warwickという会社と私の音楽

 Warwick RockBass Alien6が島村楽器、山野楽器の好意で蘇りライブやレッスンなどで使用し喜んでいたのも束の間、今度は全く音が出なくなってしまった。大したことでは無いことを祈るばかりだ。

それにしても、このWawick社と私の相性はもしかしたら最悪なのかも知れない。Foderaも海外のメーカーだし、Ibanezもmade in Japanは数少なく大半がIndonesiaだ。海外のモノが詰めが甘いという考え方や日本人が細かい、という時代はとうの昔に終わっていることだ。

KenSmithもSpectorも実に素晴らしい出来だ。

あらためて考えてみたが、Warwickは時代遅れなのかも知れない。

工場が中国なのが悪いのでは無い。細かな指示が出せないWarwick社に問題があると思う。

その大きな理由はYAMAHAの最近のアコースティックギターは中国製が大半だが出来がいいだけで無く音もいい。多分にOEMの優秀な工場があるのだろうということは容易に想像がつく。

そうなるとWarwick社がそこまで細かな支持が出せない会社だと考えると真の実力という意味では、アコースティックに限って、いやAlien Bassに限って言えば「とりあえず作っている」そんな立ち位置なのかもしれない。今回のオーダーから今日まで、不可解なことが非常に多かったし、そんな不可解なことを擁護する日本の姿勢にも疑問を抱いた。

それでもなぜWarwickにオーダーしたのか。

答えは至って簡単で他のどのメーカーよりもたくさんの6弦のアコースティックベースを作っている経験があり素晴らしい完成度のアコースティック6弦ベースが作れるものだと思っていたからだ。そもそも6弦ベースの需要は世界的にみても少なくアコースティック6弦ベースとなるとさらに少なく世界中で見ても1日100本も動くことはまず無いのだろう。いいところ1日10本程度かも知れない。この日本でAlien6が日本初というのもそういうことなのだろう。この先、Alien6が日本で発売される可能性は殆ど無いだろう。あるとしたらAlien6を私が気に入り、フレットレスをオーダーするくらいかも知れない

どのような気持ちでWarwick Alien6を迎えたらいいのか、今回の件でまた振り出しに戻らされた感じがするのだけどあまりに度重なることを考えるとやはり私のところに来てはいけない楽器なのでは無いかと思っている。

もしくは来たところで期待には全く沿わない、ただ工業製品として大丈夫です!というモノであって楽器として素晴らしいものかどうかというと違うのかも知れない。


一時はWarwickを見るのも嫌になる程のことがあったが島村楽器と山野楽器の伝わる思いがあったためもう一度信じてみようと思ったのも束の間の出来事たまたまたなぁ…

ここまで来たらなるようになれ!だな。

2023年2月10日金曜日

戻って来たWawick Rock Bass Alien6

 アースが落ちてなくて「ブー音」が消えなくなり島村楽器さんに1週間前に持って行った。

指板の修正、フレット打ち替え、プリアンプとピエゾピックアップの交換、弦高調整のためのサドル調整それらをたった1週間でやってくれたWawick輸入代理店輸入部の方、無理難題を受け付けてくれた島村楽器の岡留さん、ありがとうございました。


途方もなく素晴らしい出来栄えに耳鼓👂です。

弾きやすさから始まり、音の細部にまで手が入れられてるのを感じました。

RockBass AlienでコレほどのものだとわかっていたらAlien6はオーダーしていなかったかも知れないと思う程です。

しかし、その Alien6も早ければ来週中には上陸する予定だ。

アコースティック楽器は全体バランスが一番大切。一部分だけ良い材料を使っても、見た目ばかり良くてもダメだ。良い材料を使ったなら全体的により一層高次元のバランスを実現させる技術が必要になる。弾き手はわがままだ。

果たしてAlien6はどれ程のものなのだろう。

正直Wawickはとても信用信頼は出来ないメーカーだということがわかった。

なので、凄いものなのでは?!という期待と、がっかりするような出来栄えかも知れないという不安が入り混じっている。

あとは山野楽器さんを信じて輸入後にまた徹底的に調整してもらうしかないな。

今回の件で山野楽器最高リペアマンの実力もわかったのはとても大きな利益です。


Alien6…果たして吉と出るか、凶と出るか。