2023年3月5日日曜日

腕かはたまた楽器か…

 3月21日に無伴奏チェロ組曲をやるにあたり、Wawick RB Alienで弾き込んで見ているのだが芯の音に到達する時間がかかりすぎるのか、ある程度強く弾かないと芯まで到達しないように思う。

無伴奏チェロ組曲のような音の芯に一刻も速く到達しないとさまざまな表現が出来ない曲には今のところ不向きというか強く弾いてもなかなかそこには達してはくれない。。

これでは強弱はもちろん、アーティキュレーションなどの表現が不可能だ。

ただ、楽曲の中でのベースとしての役割では充分なのだが無伴奏チェロ組曲のようなガッチガチのクラシックのソロでは些か楽器のポテンシャルの限界を感じずにはいられない。

今の状況だとFoderaでの演奏に切り替えざるを得ない。特にppやpppで表情を多彩に操れるFoderaに対してRB Alienは常に同じ表情にしかならない。

ppに挑んで見る際には左指は普通以上に強くて押さえる訳だがそうすると金太郎飴のようにpやmpなどと同じ表情の音しか出て来てくれない。多分私の腕のせいだとは思うのだが…

細かいニュアンスに変化を持たせたくても芯の音に到達できてなければその表現は単なる厚塗りの化粧のようにしかならない。

芯が無ければppには到達しないし、ffであっても強く弾いただけでは芯に到達はしない。

なので聴くとうるさい。


アコースティックの良さを全面に出して表現したいのにこれでは無理そうだが限界点で繰り出し続ける無伴奏チェロ組曲を弾いてみるまで全く気が付かなかったからそれ大きな発見だ!


一応、Alien6の到着を待ってみて、それでも難しいようであればFoderaでやることにしよう!

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