2023年8月22日火曜日

そうか。あれから2ヶ月か。

 前回のブログから2ヶ月。自分なりに考え弾きながら音楽と、楽龍時と向き合って来た。

当たり前だがオレには音楽しか出来ない。

都会の雑踏のど真ん中にビオトープを作るのような音楽を6弦ベースで届けることだ。

空が見え、風を感じ、水を感じる

広大な大自然を6弦ベースで表現したい。

伴奏であってもそれは同じこと。

オレの伴奏には、大自然を感じる。そんな演奏家になりたい。

そんな音楽家になりたい。

残りの人生、これが私が追い求めて来た音楽のあるべき姿なのではないか、そう気付いた。

違うかも知れない。違っていたらまた修正すればいい。

大ヒットも無い、ひとりのベース弾きが6弦ベースを持ってなんだかフラフラやっているようにしか周りからは見えないかも知れない。

恥も何も全て捨てて再び挑んでみようかなと思い始めている。

出来るかどうかはやってみなければわからない!

2023年6月6日火曜日

音楽家として

 客はどんなに少なくてもいい。

そこから増やせばいいのだから。

他人の目など気にせず自分の感動を楽器を通してありのままに伝えて行く。それだけだ。

そこに理屈もなければ当然策なんか無い。

なのでソロライブは基本その場のお客様の顔を見て決める。

自分が感動していないものを表現してもなんら意味を為さないし他人が感動するわけもない。

心で奏でることが出来ることこそが大切なことだとオレは思う。

真の感動は忘れることは無い。

頭で覚えたことは忘れるから、オレは与えられた曲があったらその曲で自分が感動するまで弾いて感動出来るところを探すね。

そして譜面を見なくても弾けるようになるまでやると違う世界が見えてくる。

それから徐々にそれを膨らませて1曲の曲を曲として完成させたい。

策で作られたもので感動があったとしてもそれはすぐに忘れ去られるから。

オレはそんな音楽はやりたく無い。

やりたく無いのだ。

それがいいものならそれでいいがそれはよく出来たメッキだから。

同じ曲を何度やっても感動する自分でありたい。

何曲も要らない。1曲だけでもいいんだ。

もしその1曲が生まれたらその1曲を大切に育てて行く。

それが出来なければどの曲をやっても同じ結果しか生まれないことを知っているから。


オレのやり方が合っていようが間違っていようがそれも関係ない。


オレはオレの感動を楽器を通して伝えることがオレにしか出来ない音楽だから。

当たり前のことだけどね。

音楽家として、オレはオレの感動を伝える義務があると思っているから「覚えならない🟰真相はやりたくない」だと思っている。

それと余程のことが無い限り人と一緒にはやりたくない。なぜなら自分の音楽を大切にしない人があまりに多いから。

2023年5月22日月曜日

なんだろう

 今までに感じたことのない寒気、悪寒を感じた。全てが無くなる。無になる予感。

記憶喪失にならない限り無にはならないが。

このところちょっと頑張りすぎてるのだろうか。

2023年5月2日火曜日

あーもー ヤバいよ

 アコースティックベースの理想形を求めるという沼にハマってしまった。

とても贅沢なことにBoss のリバーブだけでは飽き足らずSTORYMON Big Skyを追加。これだけでも充分な筈なのだがより深いストリングの音を目指してSTORYMON CLOUD BURSTを追加。

弦も市販されているものは全て試したと言うと凄いなと思うかも知れないが6弦アコースティックベースの弦なんて何種類も世界的に無い😭

寧ろあるものを使うしか無いくらいだ。

笑えるのは純正のアコースティック6弦ベースの弦は国内販売されているものは無いということ。

1setついに¥15,000を突破。こりゃー維持費が大変だと思いながらも理想の音を求めてしまう。性だと思おう。

話しを戻すと、プリアンプとコンプレッサーとDIの必要性を今度の福岡があることがキッカケにもなってしまったのだけど、ピエゾの音(Line)が生音とかなり乖離していて生の音を活かしたいと思うようになった。しかしマイクだけでウン十万は出せないし出すなら貯金したい。けどこのLINEの音は無いよなぁ…

朝寝ぼけ眼でポチっ…

あ!今なんかやらなかったか😰

時既に遅し…

FISHMAN AURA SPECTRAM DI

購入‼️


2023年3月23日木曜日

無伴奏チェロ組曲

 3月21日バッハ生誕記念を祝して無伴奏チェロ組曲第一番全楽章と2.3.6番のプレリュードとグスタフマーラーのアダージェット、オリジナル曲をやった。

毎日10時間以上弾いて臨んだ本番でしたがまぁ自己採点ではこんなもんでしょう!という感じでした。


そんな峠を越えちょっと気になっていたことをやってみた。

それは所有するベースでバッハをやってみる!

結構皆さん、Fodera presentationが私の音がする♪と言ってくださりまぁ自分でも一番付き合いが長いベースなのでコントールがしやすいのは事実ですが、それは置いておいてフラットに弾いてみて、聴いてみてそこんとこどう?っていうのをやってみたかったんですよね。

使用楽器は

Fodera presentation、emperor custom5

Warwick Alien6、RB Alien

Ibanez SR5006、EHB1506

の6本。

まぁそれぞれに良さごありどれが一番いいみたいなのは無いなぁ、という結論をもとに検証を発表します。

●Fodera presentation

付き合いが一番長いので痒いところに手が届くのは言うまでもなくなのですがやはり流石のバランスですね。とにかく上品!やっぱり綺麗だわ。強弱の幅も申し分なく特に減衰する音の作り易さは天下一品。

●Fodera emperor custom5

正直アクティブだし期待してなかったのですが、それは大きな間違いでした。こんなに綺麗な音で表現の幅があるとは思わなかった。1〜5弦までの音の分離や倍音の処理のし易さ、やっぱりFoderaすげ〜!って感じでした。

●Warwick Alien6

このところは毎日これしか弾いて無かったのが良かったのか、アコースティックならではの深みのある音と弦をリチャードココのニッケルに変えたのが幸いしとても綺麗な音に。ピエゾピックアップの音での比較になるので生は置いとくとして、こちらもなかなか頑張ってくれてました。私が一番気にするところは細かいニュアンスがどこまで再現されるか、なのですがFishmanのプリが内蔵されてるのですが表現される芳醇さはまだ引き出せて無い感じでした。そのまま弾いただけど平らな感じがまだありますね。

●Warwick Rock Bass Alien6

弦をナイロンのフラットワウンドにしてありそれで調整をしてあるのでそのまま検証してみた。これが意外に良かった。クラシックギターさながらの柔らかな音は他には無いとても切ない感じの音で古楽器の雰囲気がある。PUとプリはAlien6と同じなのにこちらの方が強弱などの表現力か豊かに感じたな。

●Ibanez SR5006

日本のハンドメイドの最高峰に入るであろうこのベース。独特の粒立ちが印象的で立ち上がりが速いせいか旋律のハッキリさは他のベースには無い感じ。強弱などの表現力はなかなか凄い!ケンスミスの音にも似てる気がするけどやっぱりIbanezだよなぁって感じでした。

●Ibanez EHB1506

この中で唯一ヘッドレスでしかもマルチフレット。もうこれだけでクラシックを弾くこと自体に興味深々でした。が、しかしヘッドレスのせいか倍音の処理がとても心地いい。しかもエレクトリックということを忘れさせられる程アコースティックな感じの音弾き心地なのはびっくりしました。マルチフレットのため6弦側が35inchで1弦側は32inchということで1弦のサスティーンにはちょっと物足りなさを感じたがバランスがとてもいいので聴いてみると意外にも自然な響きで、ああそういうことなんだなぁ、と感心させられました。


いかがでしたか?なかなか上手く伝えきれて無い部分も多々ありますが、これはもうどれで弾いてもアリだな!って感じでした。Fodera emperor customだけは5弦でHigh-Cを張っているので全く異質になるかと思ったのですがそれは問題外なことがよくわかりました。


あなたならどんな音でバッハを聴いてみたいですか?


2023年3月17日金曜日

さーてさて!

 明日はGENのLive。

初めてAlienで合わせるのでとても楽しみだけど寒くて雨だとお客様来てくれるのかなぁ…。


Wawick Alienネタです。恐縮でーす!

ペグをRockBass AlienとWoodに交換してみました。なかなかカッコいいじゃーん。

ということで4弦hybridも交換^_^♪

音も心なしかWoodyな気がします。たぶん気のせいだとは思いますが。

Rock Bass Alien6を元のブラックナイロンに戻して、Alien6に Black labelの弦に張り替えてみた。

RB AlienはさすがBlack nylonでセッティングしてもらっているだけにいい音ですね。流石です。


Alien6にBlack labelを張ってみた感想は、元々張ってあったのはRed labelらしいのですが、とてもギラギラした音でフィンガーノイズが凄い。ちょっと指を動かすだけでキュッ、キュッと鳴ってしまう。音の立ち上がりが速くサスティーンもあるので普通にベースとして弾くのには悪くない感じ。

ただBachを弾くとなるとちょっと耳障りかな、と思いBlack labelに交換して、とてもいい感じになりました。ギラギラは抑えられ、フィンガーノイズも格段に減った。サスティーンもあるし心地よい立ち上がりなので本番はコレかな。

欠点といういうかどうかは分からないですが見た目かな。Redはgold弦ですがBlackはシルバーなのでちょっと見た感じはRedの方が高級感はありますね。今度カラーの弦を探してみよう。


FacebookにWarwick Alienのネタをたくさん書いてきたのでこれ以上書くと嫌われてしまうかな、と思ってこちらに書くようにしました。




2023年3月12日日曜日

あらためてAlien6の感想

 昨日のライブと早朝に野外でちょっと弾いてみたりしての私の感想と、長きにわたって一緒にやって来ている仲間たちにも色々と意見を聞いてみました。


まず私の感想

今まで弾いて来たアコースティックベースの中ではいちばん弾き心地がいい。生音のモニターがしやすい。1〜6弦のキャラクタが程よくハッキリしていて和音を弾いた際の音の分離がイイ感じ。

アコースティックならではのテンションの硬さが6弦に向かうに従ってウッドベースのような心地よさがある。


周りの意見

エレキでは無いので音の強弱の幅がある。1〜6弦までのどこで弾いてもアコースティックらしさがある。サスティーンが長い。聴いてて表情が豊か。他の楽器とのやった時に程よいアコースティック感があるように思えた。ウッドベースのような音だけれども聴きやすく音の輪郭が捉えやすい…等々


雑味を取った透明感と分離の良さをFoderaではとても感じでいたし、その良さを存分に楽しんで来た。これはFoderaならではでもあるし、そのような音を求める曲には今後もFoderaを使おうと思っている。

反対にアコースティックさを求める曲には、しっかりとした重低音がウッドベースみたいでとても良いと思いました。