2025年1月26日日曜日

どんどん過ぎてゆく

 早いですね。新年の挨拶をしたかと思ったらもう1月も終わりに近づいて来ました。

今日は今まで気にしていなかった、というか全く違うものとしてしか捉えていなかったことをあらためて実験してみることにしました。

それは6弦ベースというものは果たしてベースと言えるのか?ということを4弦ベースを基準に深掘りしてみました。


まず、4弦ベースってとても唸るんですよね。その唸りが雄叫びのようというか、あの独特なグルーヴを生み出すのですが、6弦ベースではそれは4弦ベースと比べるとそこまで唸ることは無く寧ろキーボードかのように高音から低音までフラットなんです。

先日のフォークソングライブの伴奏でベースを弾くとなると4弦ベースがいいなぁと思い、お店に来るベーシストのお客さんにお願いしたところJazz Bassタイプを4本持って来てくださり、その中で一番本番に合いそうなのを1本お借りしてシェイクダウンしてたんです。

そしたら思い切りベーシスト魂に火が付いてしまい永遠とベースラインを弾きまくってたんです。

で、ふと アレ?これって5弦ベースでは出来ないのかなぁ??と思い今度は自分のFoderaを出してセッティングを変えてやってみたんですよ。そしたらビックリ!さすがFodera凄い‼️って驚いてしまう程グルーヴィだったんです。

何を今さらって思うかもしれませんが、私は今まで6弦からのアプローチで5弦を弾くことはあっても4弦からのアプローチで5弦を弾いたことが無かったんですよね。そうするとなんていうのかベースラインがまるで変わって来るんですよ。

まぁ、いずれにしても5弦ベースが物凄くファンキーでこんな音が出るんだ!と思いました。

そうなると、今度は6弦ベースではどうなのかな?という今までの固定観念のような視点とは真っ向から違うアプローチが果たして実現するのだろうか、となったんです。


ちょっと話しは逸れますが、6弦ベースは、どう転んでも6弦ベースでアプローチやノリ方も6弦ベースならではのノリが最適だと思いこんで来てたんですね。ここに4弦ベースのノリやグルーヴが果たして再現させることが出来るかなんて考えてもみないくらい音質も何もかもが4弦とはことなるんです。


ということで、やってみました。実験はIbanez SR5006、ヘッドレスでマルチフレットのEHB1506、そしてFodera presentationの3機。


SR5006、ネックが34inchということで通常の4弦とネックの長さは一緒ですがネック幅はやはり4弦よりも広い。グリスUp downをやってみたのですが4弦より唸りは浅いですがLow-BからHigh-Cまではしっかりと出る。しかし1〜6弦までの音のバランスがフラットな分だけスラップをやってもシンセで出す音のようにフラットな印象でした。


EHB1506、ヘッドレスでマルチフレットということで6弦側は35inchで1弦側が33inchだったかな?これはよく考えられてて6弦がSR5006よりもはるかに唸るんです。ですのでこれは伴奏ではギリギリ使えそうだなと思いました。


Fodera presentation、まぁどこまで行ってもフラット!この音のバランスはさすが他を追従させない感じがする程フラット。5弦をグリスup downしてみたのですがやはりフラット。スラップをやってみたのですがやはり6弦独自のノリ、グルーヴはあるものの4弦のような唸りは無くやっぱりこれは違う楽器だなとあらためて思いました。


再び4弦に戻って弾いてみると、もうなんとも言えない唸りのカッコよさを再認識しちゃいましたね。ギリギリ5弦かなぁ、ということも再認識させられました。


ということで、4.5.6弦ベースはそれぞれに役割がら


2025年1月1日水曜日

新年明けましておめでとうございます

 2025年がスタートしましたね。

けど何ひとつ変わることのない時間を過ごしてます。

毎年恒例の楽龍時でのゆく年くる年も15回を迎え、お客様に恵まれているのはとても嬉しいことです。

今年はソロでの仕事が増えたら幸せかな。

克とのデュオもいいね。けどなんか演奏が趣味の域を脱しないんだよなぁ。そこがストレスになることはあるね。

歌もののデュオも気に入った歌声とかならいいけど一度気になるともうダメだもんなぁ。そう考えると、歌とのデュオは一過性のものになってしまう可能性がたかいんだよね。

自分のオリジナルで、自分がフロントに居ないとどうにも落ち着かないみたいなんだよね。

だからデュオじゃないと単なるベースになってしまうのが嫌なのかなぁ。


今年は、楽龍時以外の場所でのライブが増えたらいいなぁ。

2024年12月21日土曜日

楽しもう!

これからは6弦ベーシスト界のマエストロという冠に恥じないよう、より一層楽しんで行こう。

共演者の方々には悪いが、そろそろ行かせていただきますね。

楽しみにしていて下さい。

2024年12月16日月曜日

自分にとっての真実

 キーボードやピアノを見ると無性に腹が立って仕方がない。。。

その理由が全くわからずにいた。

そのヒントを貰うという奇跡に出会した。

「私はピアノは楽器(神器)とは思わない」と勇気を出して吉岡龍見氏に話した。龍見氏から思わぬ返事。「私もそう思う」と…

理由はともあれ、私はその言葉に勇気と確信めいたものを感じた。

そしてまた別の角度で別の人に「ベートーヴェン」という言葉が来た。

それを聞いた瞬間、何かが音を立て、まるで巨大な氷河が海へと溶け落ちて行くように様々な事柄が肝に落ちた。

歴代の音楽家たちから称賛の拍手と肩を叩かれハグされたような感触が過った。

音楽に少しは応えて行ける自分になれたのか。。。

マエストロたちの待ってるあの空間へ。

既に始まっている自分史にとってはかなり大きなターニングポイントになることは間違い無さそうな予感がする。


今日の話しは私の過去を知る人のみにしかわからないだろう。

それを話してどうこうということは今は関係ない。

ただはっきりと分かったことは私にはキーボードもピアノも要らない、ということだ。

2024年12月12日木曜日

バースデー

 先日のバースデーはコンサートが中心だったので、演奏者としては満足でした。

11日の楽龍時でのバースデーはなんとも懐かしい子供時代の文化祭のような手作り感満載でこれはこれでとても楽しかったですね。

ケーキはどこからどうみてもプロ!ひーちゃんのお手製、オープニングはなおちゃんの呼びかけでチアの有志メンバーがわざわざ来てくれ、まさかのサプライズで川口さんと咲那ちゃんが会社を休んでまで来てくれた。それぞれがみな歌や楽器などの出物を披露してくれました。


もう、誕生日会は幼少期からずっと続いているので当たり前になってしまっているけど、特別なことなんだよね。

8日は兎にも角にも大変だっただろうなぁという思いがとても伝わって来て、無理にやらなくても…と思ってしまったけどどうしてもソロを皆様に聴いて欲しい!というよしみさんやスタッフの方々からの要望でやることにしました。

今でもなんか胸に引っかかるものがあるんだよなぁ…なんだか今はまだわからないけど。


オープニングは大屋勝博・鼓 麻希ペアによる極上の社交ダンスからスタート。ため息の出る美しさでしたよね!

次は主催者のよしおかよしみさんとのデュオ。竹田の子守唄からスタートしたのですがことの他、いい感じでした。長くやってるとだんだんと良くなるものですね。


続いては、克とのデュオ。これは安心安定かと思いきや眠くて孫が泣いてしまい2曲でストップ。急きょLa Chazzにバトンタッチ!これにはちょっとメンバーを焦られせてしまいましたがさすが頼もしいメンバーですね。即対応して下さりホッとしました。これが終わって休憩。


二部で再度、克との安心安定のデュオ。

そしてソロタイム。今回は最後にじょんからで締めた後にアンコールで「ファルコン」をバンドで演奏。

自分としてはまぁ良かったかなと思っていたけど、先日も書いたけど、どこをとってもイマイチなフィードバックしか無いのでソロはもういいかなぁって。2025年2月1日にもソロを1曲と言われてるけど地域性なのかなんなのか、あまりウケないんだよね。




2024年12月9日月曜日

感無

STUDIO月の蛙presents 重廣誠バースデーライブ、この日のためにご尽力尽くしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

という割にはとても終始アウェイで正反対の1日だったなぁ。お昼も自分以外は皆一緒に食べててオレはひとりだったし、記念写真も真ん中に呼ばれるどころか声もかけられず端っこでなんか逆に一緒に撮るのが申し訳なく思った。

演奏は精一杯したので、悔いはないかな。

けどお客様の反応を主催者に聞いたら、とてもそっけ無い返答しかなく、感動の薄さしか伝わらないコメントしか返ってこなかった。

確かに演奏終わったあと、おめでとうを言いに来てくれたのは2.3人。

ホームラン級のスウィングで盛大な空振り三振 笑。

色々あるんだろうな。。。色々

まさにアウェイの洗礼。

ソロは辛いよ おっかさん。


次に向かってまた頑張るぞ。

2024年12月7日土曜日

覚え書き②

 どんなジャンルの音楽でもさ本気でやらなきゃ面白く無いんだよな。

どんな静かな曲でもさ。

全てを出し尽くさなきゃ面白いものになんか成るわけ無いんだよ。


綺麗事の音楽が多すぎるよ。


オレはそういう音楽は嫌いだな。


少なくてもオレの師匠たちは皆、命懸けの音楽やってるから滅茶苦茶カッコいいんだよな。


みんな賭けるものが小さすぎだよな。


やっと買ったカップ麺1個をさ3日かけて食べたこともあるしさ、バンとかじゃ無い普通の軽自動車の中で何ヶ月も生活したこともあったよ。家が無くて。

地を這うような生活だったことなんて腐るほどあるよ。

それくらい本気で音楽で食べて行くことにこだわった生き方して来たよなぁ。


それが今では税金数百万納めたりさ古いベンツ乗ってさ。

少なくてもオレの周りにはオレを超えるベーシストなんていないぜ。どんなにオレが無名なベーシストでもさ。


Wikipediaなんかにも世界の6弦ベーシストなんて紹介されてるけど、そんなのどうでもいいくらいちっぽけなことだよ。だって覚悟が違い過ぎるよな。明日食べるもののためにこっちは必死でさ音楽やって来たんだから。


自分で自分を褒めたいし、オレはオレがとっても自慢だよ。


たまにはいいよな。そんなこと言っても。