2024年7月14日日曜日

これは楽しいぞ

 今日はMakoto's Quartettのリハでした。メンバーはボーカル石川咲那、バイオリン石川小夜香、ギター向井智宏、ベース重廣誠の4名。


ボーカルの咲那はとても初ライブとは思えない程の歌唱力とまっすぐ安定した音程で発音も良く、声の立ち上がりも早い。美しく透明感のある伸びやかな素晴らしい歌を披露してくれた。

バイオリンの小夜香は最近ジャズバイオリンを習っているだけでなくキッチリとした予習、復習で実戦に備えて来てるだけあり、伴奏もソロも一枚皮が剥けて来た感じだ。

友宏のギターはいうまでもなく、私の好きなタイプのプレイヤーで珍しくガチでやる気にさせてくれるギタリストだ。


この4人のメンバーの素晴らしいところは皆地に足が付いていて、常識をしっかりと弁えているところだ。あたりまえのようでなかなか難しいのは音楽以前にそんな常識があるか無いかだと私は思う。私を敬って欲しいのではなく、互いに尊敬し合える仲でありたいと常日頃から思っているのだが、そこは言葉遣いひとつにも現れる。

皆、所作が美しい。これは私にとってはとても重要なことなのです。

物事は一度止まって考えなければならないことが意外と多いように思う。特にメンバーを決める時や仕事の発注を出す時にはたとえそれがボランティアであったとしても次に繋げるというのはとても大切なこと。その辺をよく理解出来る演奏が出来なければならない。自らの演奏にだけ真剣になるようでは到底つとまらない、と思う。

音楽はエンターテイメント。

米空軍時代のミュージシャンのパスの所属はアミューズメント・エンターテイメント部門になっていたのを思い出す。

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