2012年3月19日月曜日

Le plein d'essence

チェロでの本番。。。

まさかのスピード本番ではありましたがなんとかやり抜きました。
勉強になりますね。しっかりとした音程を出すのも大変ですが出始めると不思議と出続けてくれるんですよ。まあ可愛いチェロ子です。お客様にも喜んで頂けて嬉しかった、というかホッとしました。今後は本番でチェロが登場することも多くなるかと思いますのでお楽しみに♪











そして今日は銀座でジャズのリハでした。アメリカの歌姫 L.Hさんとのリハだったのですが、まあなかなか将来が楽しみな方でした。まだ17歳だとか?!でも大人っぽくてびっくりでした。
歌声は流石ですよ。近いうちに彼女の歌声があちこちで聴けると思いますのでお楽しみに。
写真はリハ後の飲み会の席で。手前の方ですよ 笑。

2012年3月6日火曜日

チェロ日和

チェロをお借りしてからもうすぐ一ヶ月。まだまだ感が戻らずイライラもするがチェロを弾ける喜びは何ものにも変え難いなあ。昨日、おとといと岐阜でのコンサートがあり、先程やっと弾けた!下手だからもっとこうしたい、あーしたいと欲に駆られて何もかも忘れてずっと弾きまくる。出したい音との葛藤は本当に楽しいものだ。ちなみに今弾いているのはバッハ、白鳥、鳥の歌、オリジナルなどなど手当り次第に弾いている。
難しいのは音程と弓使い…まあ全然弾けないってことだね 笑。それでも楽しい。好きなのかな…チェロ。

2012年3月3日土曜日

窓を開けて。。。

冬の間、寒くてずっと窓を閉め切っていました。
今日窓を開けて空気を目一杯入れ替えてます。
閉め切っていると空気が淀み、気持ちも淀んでいたように思います。

空気を入れ替えたら、淀んだ空気は出て行き、新鮮な空気がちゃんと入って来る。

私の音楽も何度もこれを繰り返しながら出来て来たのかな、なんて思ったりします。

いよいよ春ですね!

今という時間はどんどん過去になって行くけれども、これからの時間はどんどん未来へと繋がっていて、1分1秒変わって行くなんてなんだか不思議な気がします。

今日はこれから浦和で本番!

頑張るぞ!!

2012年2月22日水曜日

チェロだ〜!!

ずーっと弾きたかったんです!手放して以来、何度も弾きたいと思ってはいたものの入手するには困難。。。しかし、今日念願叶って、お借りすることが出来ました!!
チェロだ〜!!
もう嬉しくてずっと弾いてます♫
久しぶりにバッハを弾いたら木っ端微塵で、運弓も何もすっかり忘れていたのですがそんなもの吹き飛ばす勢いで弾いていたら少しずつ感が戻って来た。
しかしBowを持つ右手の親指が痛ーい(><)
構えもなんかぎこちなくなっている 笑。
でもチェロが弾けてとっても嬉しい。
ありがとう咲也さん!


久しぶりにYouTube Up


先日、2月19日に岐阜市にある「レストランSugiyama」にてコンサートがありました。昨年11月から毎月行かせて頂き4回ものコンサートをさせて頂きました。
そしてこのお店、寂しいことにこの2/19をもって閉店。。。
最後のコンサートをつとめさせてもらい本当に感謝の気持ちとなんとも言えない寂しい思いでいっぱいです。また一日も早いお店の復活をいまから楽しみにしています。
忘れられない思い出があります。
一番最初にこちらでコンサートをさせて頂いた時のことです。
本番直前に音響機材が不具合を起こし、使用不可能になってしまいました。
その時、オーナー始めスタッフの皆さんが一生懸命に楽器店を探して下さり、スタッフの方が一緒に楽器店まで行って下さいました。お陰で本番5分前に機材が全て揃い、本当に御陰様を持ちましてコンサートは大盛況に終えることが出来ました。
社長始め、専務さん、スタッフの皆様、本当にありがとうございます。
一日も早い復活を心よりお待ちしております。
また、「鵜匠の家 すぎ山」でお会い出来る日を楽しみにしております。

ありがとう!レストランSugiyama。

その時のコンサートの模様の一部をYouTubeにUpしましたのでご覧下さいませ。
http://www.youtube.com/user/mkruna?feature=mhee


2012年1月23日月曜日

1月21日〜23日までボランティア演奏に南相馬市へ行って来ました。
いきさつはいつもお世話になっている川越の蔵の茶屋かくれんぼさんからの紹介でした。
南相馬市は地震、津波、放射能の3つを抱えながらもたくましく生きていました。
南相馬市で迎えて下さったのは星さんご夫妻。いろいろとお世話になり本当にありがとうございます。


以前から音楽で役に立てることは無いかな、と思っていたので行くことにしました。


行ってみて本当に良かったと思ったのは、自分の目で、耳で、肌で現実を知ることができ、改めて音楽が役に立てるのだとわかったことです。


南相馬市は報道されている現状とは全く違い、今では物資は行き届き、以前のような生活を送っていました。コンビニでは立ち読みする人がいたり、タバコを買いに来る人がいたりしていました。ただ、放射能のせいでやむ終えずお店を再会出来ずにいるところも数多くあるため、以前の半分程度しか開いてはいませんでした。家は倒壊していなくとも、危険区域内であるため帰宅出来ない方、屋内避難と言われ危険であるにもかかわらず帰宅しなければならない方、皆さんそれぞれにとても感慨深い状況を抱えていました。
爆発時に家にいて被曝し、体調の悪さを訴えたところ、いきなり末期ガンだと言われ余命宣告をされてしまった方、ある病院が危険区域だと通告を受け、明日自衛隊が助けますのでと言われ無く無く病院を離れおじいちゃん、おばあちゃんを置いて自衛隊を信じて(というか国を信じて)、その場を無くなく離れ避難したのち、結局立ち入り制限が発令されてしまい自衛隊すら入ることを拒まれ、おじいちゃん、おばあちゃんを助けることが出来ずその後どうなったかすらわからないまま悔しい思いを抱いている方々。。。未だ遺体が見つからず毎日海岸へ探しに行っている方…。


写真
これは瓦礫ではありません。私たちの生活の一部。大切なものが一瞬にしてこんな姿に、と話して下さいました。そうですよね。もし私も楽器がこんな姿になってしまいブルドーザーで押されながら積み上げられてしまったら発狂しちゃいます。そう思うと心が痛みます。


仮説住宅
これは新しいタイプの仮説住宅で2件でひとつながりになっていたり、一件づつになっていたりしています。これでとりあえず住居は確保出来たものの、あまりに狭いため(中には3世代で2部屋で生活している方がいらっしゃるそうです)大変だと聞きました。


今、わずかでも芸術・文化に触れることで心のゆとりにつながってくれたら。。。
そんな思いで胸がいっぱいです。