2023年1月29日日曜日

振り返ったら楽しい人生

 人生を立ち止まって振り返る年になったんだな。

残りの人生でしたいことをそろそろまとめて、そのことだけをじっくりやって行こうかな。

音楽に対する姿勢も見直す時期に来たなって思う。

立ち止まって振り返ると実にジグザグで面白い人生だったなと思います。随分といろんなことをやって来たなぁ。


音楽に関しては最近よく伝えるようになったのは「音楽は頭でやるな、胃腸で弾け!」

病気になりたくさんの気付きの中でもコレが一番の自分の悟りになった。

とかく頭(脳)で考えてやることは心や身体にとっては良くないことが私の場合は多い。また心や身体を巧妙に騙すのが上手い。


美味しそうに見えるかどうかの動物的感覚を優先する方が私の場合は上手く行く。


つまり胃腸に従うと上手くいくようだ。


そんなことを大切にしていたら、You Tubeで胃腸の進化のようなコンテンツだった。

興味津々でみてみたら、なんと私のその感は当たっていたのだ。

脳はもともと胃腸でそれが進化して脳になったそう。どういうことかというと、胃腸は食べられるモノを判断し、決定して取り入れることが出来るということなのだ。

脳は逆で負を取り入れる。脳ほどサボりたがる器官は無いそうだ。

言われてみれば朝目が覚めているのに(身体の目覚め)寒いから布団から出たく無い、まだ眠いから起きたく無い…などなどいろんな理由を付けてはサボりたがるそうだ。


ちょっと脱線したけど、音楽に置き換えるとどんなに綺麗なピッチでどんなに滑舌良く歌ってもなんか伝わって来ないなぁ、という経験をしたことのある人も多いのではないでしょうか。それは脳で音楽をやっているからなのではないか、そう思うようになった。

感情特にわかりやすいのは愛情。

コレを美味しく表現出来る人は感動を与えるのでは…。


考えてみるといいところを持っていく人のことを「美味しいところを持って行ったなぁ」なんていうことがある。

「そのフレーズ、美味しいなぁ」とか。


なぜ美味しい?…


もともと人はわかっていたのをコレまたサボりたがりの脳によってそれを理化学的にしてしまう。つまりその方が楽だから…


胃腸と脳は常に対等している。


脳に騙されず、美味しい胃腸が喜ぶ音楽をやりたいものだ。


コレは病気で立ち止まって振り返ってみることで気付いた私には大きな発見だったな。


これからは胃腸が喜ぶ美味しい人生を送って行こう!

2023年1月22日日曜日

昨年の今頃から今まで

 人生でこんな恐怖を味わうことになるとは思いもしなかった昨年のこの頃。

先々の本番をシンガーのSMさんとの入れていた矢先、身体が思うように動かなくなった。それどころか立ち上がることすら出来ない。落ち着いてから即病院へ行ったら脳に異常がありそうということで即精密検査となった。

様々な命に関わることが起こる可能性があり絶対安静となりコロナ禍であったため自宅での安静を余儀なくされた。

入っていた本番は全てキャンセル。辛かったのはMSさんには信じてもらえてない感じだったことだった。。。そして死を考えさせられたことだった。


体調不良により食生活は変わり、無理の効かない体になってしまったことで行動範囲は近所のみで殆どが徒歩圏内という生活になった。

そのおかげか昨年11月には血圧も正常値になり降圧剤の服用は無くなり、痛み止めと眩暈の薬だけになったのだがこれを期に薬を飲むことをやめてみた。

結局、様々な異常の疑いがあるということで検査の日々が永遠と昨年12月まで続いた。

2022年12月の暮れが押し迫った頃、なんとなくいろんなことに対する病気のことや医師の言うことに違和感を感じ出した。

確かに身体が不調なのはわかる。手足の痛みを伴う痺れと頭が割れそうな頭痛と吐き気と前後左右上下がわからなくなる眩暈が1日の中で何度となく繰り返される。


しかし、心はどうだろう。

心は元気なはず。体調が不調なことからの出来ないことの意識や実感が大きくて心まで病んでいたことに気付いた。


2023年になり、心まで病気になってなるものか!と自分に言い聞かせてみることにした。


そして医師の判断よりも自分の胃腸(心)に目を向け僅かづつだが音楽生活に再びシフトしてみた。

身体はやはり悪いようだということはわかったのだが、音楽が楽しくて楽しくて仕方がない。今までは仕事として追われる音楽ばかりだったのが体調不良により無理は効かず、難しいこともこなすことが出来ないので楽しい!とフワーッと思って行動に移せるごく僅かなことだけで満足感がとても大きく感じ、今の出来ない環境な筈なのに幸せ感がとても大きいのだ。


そして、何よりも自分がまるで幽体離脱しているかのように他人を見るように見えて来た。

その自分というのがとても大きな勘違いや偏った価値観、傲慢な人間であったことが手に取るように見えてしまった。

こんなに酷い無責任な嫌な奴だったのかと落胆した。

これが私の大発見。

自分が動けないことで、たくさんの人たちの協力無しでは生きて行くことが出来ない、その愛情に支えられて生きているのだと骨身に沁みて見えて来た瞬間でもあった。

またどれだけ多くの人たちを傷付けて来たのかと…


楽龍時の在り方、自分の音楽の在り方も考え方も病気で殆ど停止したことから0リセットされた感じだった。


その頃から不思議な夢を見るようになった。

その夢に出てくる方がいつもここぞという時にメッセージをくれる。

とても大切に守らなければいけないもののようだということだけわかる。

具体的には書けないがそういうことだと思う。


今後どのような人生になるかわからないが、大切だと思うことだけでなく少しでも丁寧に正面から向き合おうと思った。


2023年1月18日水曜日

新年あけましておめでとうございます

 もう1月も18日。時間が経つのは速いな。

去年の暮れから今年にかけて、大きな発見があった。

身体は病気でも心は健康だ。心は元気でいたい。

辛い痛みや痺れ、思うように動かない身体はもう諦めて受け入れることにした。

その代わりという訳では無いが、心まで病気に侵食されることは絶対に嫌だと思ったんだ。それまではあれが出来ない、これが出来ない…と心が病んで行くことを自分から集めてしまっているように思えた。そしてどんどん動けない自分を作っていってしまったように思ったんだ。

そうやって身体だけの病気のはずがいつしか心まで病気になっていたことに気がついたんだ。

それからというもの、自分でこれは仕方のない身体の病気だというものと、そうで無いものを徹底的に分けてみることにしたんだ。

痛いものは痛がらせておけばいい、手足や頭の痺れも痺れさせておけばいい。

心はそれに振り回されない、脳に騙されてはいけないんだ!と思うことにした。

だから、今の自分は元気なのだ。

身体がダメでも、心は元気だ。


そりゃ嫌だよ…特に頭の痺れとか、辺な痛みがずっと続くのは。正直しんどいし、疲労感が大きいよ。


けど仕方ないんだよ。身体は病いに侵されてるんだから。けど、心は病になっちゃ絶対ダメだ!


心が病んで来るとどんどん別の病を引き寄せて来るから。あっちもこっちもどんどん悪くなってさ起きていられなくなるんだよ。

そんな生活だったじゃないか。医者がなんて言おうと心は元気だ。だから元気な方へ身体を引っ張ってやればいいんだよ!


決めたんだよ。心だけは病いに負けちゃダメだ!って。

だからさ、楽龍時をはじめ近隣でのライブに限定してやることにしたんだよ。すぐにたくさんの本番を入れることは流石に自殺行為だから、少しずつ増やして明日の希望を作ることにしたんだ。


4月からは楽龍時からのSompoケアさんの配信も月4回、通常のソロライブやデュオなんかも5市1町からスタートすることにしたんだ。たまに遠方のイレギュラーなライブもあるけど以前みたいにせっかく行くからといって他を入れることは余程のことが無い限りしないことにもした。

2023年の抱負は、前と上を見る。自分に過度な期待はしない。今に感謝。出来ないことを集めてグチグチ言うのはダサいぞ。

出来ることを集めて感謝していこう。


出会って受け入れてくれた人には心からありがとうと言えるようになろう!

大丈夫、オレは幸せだ。