人生を立ち止まって振り返る年になったんだな。
残りの人生でしたいことをそろそろまとめて、そのことだけをじっくりやって行こうかな。
音楽に対する姿勢も見直す時期に来たなって思う。
立ち止まって振り返ると実にジグザグで面白い人生だったなと思います。随分といろんなことをやって来たなぁ。
音楽に関しては最近よく伝えるようになったのは「音楽は頭でやるな、胃腸で弾け!」
病気になりたくさんの気付きの中でもコレが一番の自分の悟りになった。
とかく頭(脳)で考えてやることは心や身体にとっては良くないことが私の場合は多い。また心や身体を巧妙に騙すのが上手い。
美味しそうに見えるかどうかの動物的感覚を優先する方が私の場合は上手く行く。
つまり胃腸に従うと上手くいくようだ。
そんなことを大切にしていたら、You Tubeで胃腸の進化のようなコンテンツだった。
興味津々でみてみたら、なんと私のその感は当たっていたのだ。
脳はもともと胃腸でそれが進化して脳になったそう。どういうことかというと、胃腸は食べられるモノを判断し、決定して取り入れることが出来るということなのだ。
脳は逆で負を取り入れる。脳ほどサボりたがる器官は無いそうだ。
言われてみれば朝目が覚めているのに(身体の目覚め)寒いから布団から出たく無い、まだ眠いから起きたく無い…などなどいろんな理由を付けてはサボりたがるそうだ。
ちょっと脱線したけど、音楽に置き換えるとどんなに綺麗なピッチでどんなに滑舌良く歌ってもなんか伝わって来ないなぁ、という経験をしたことのある人も多いのではないでしょうか。それは脳で音楽をやっているからなのではないか、そう思うようになった。
感情特にわかりやすいのは愛情。
コレを美味しく表現出来る人は感動を与えるのでは…。
考えてみるといいところを持っていく人のことを「美味しいところを持って行ったなぁ」なんていうことがある。
「そのフレーズ、美味しいなぁ」とか。
なぜ美味しい?…
もともと人はわかっていたのをコレまたサボりたがりの脳によってそれを理化学的にしてしまう。つまりその方が楽だから…
胃腸と脳は常に対等している。
脳に騙されず、美味しい胃腸が喜ぶ音楽をやりたいものだ。
コレは病気で立ち止まって振り返ってみることで気付いた私には大きな発見だったな。
これからは胃腸が喜ぶ美味しい人生を送って行こう!