2016年1月9日土曜日

新年明けましておめでとうございます

本年も昨年同様宜しくお願いいたします。

早いもので2016年がスタートしました。
昨年10月の終わり頃に結成したmacoTonesのレコーディングが年始早々からスタートし、今月の終わり頃には発売に漕ぎ着けそうだ。

macoTones

レギュラーメンバー
コントラバスギター 重廣 誠
ピアノ 錦織貴子
ギター 東海林 克
ベース 山崎真也

レコーディングではパーカッションで髙盛陽子が参加。
ライブではサポートメンバーで、コントラバス 深山健太郎、ドラム 川口伸王、パーカッション 髙盛陽子が加わる。

そして、母体となる「rareTones」はと言うと、こちらはクラッシック路線をよりリアルにしていくことになり、macoTonesはいわゆるフュージョンバンドに対して、rareTonesはクラシックデュオにサポートでギター、コントラバスが加わる感じになった。

二つの大きな奇跡の出会い

一度聴いた時から錦織貴子のピアノの美しさ、そして曲の美しさは群を抜いて素晴らしいものだと思った。ひとつの完成された美しさを持ったピアニストはそういるものではない。さらにオリジナル曲も思い切りツボに来る美しさだ。
For-Restを結成しその傍らでデュオでの活動を開始し即CD製作に入った。処女作は「未来へ」。いきなりクラシックとオリジナルを挿入した力作が完成した。その後も次々と思いの丈を形にするためにライブとCD製作に精を出すも、購入された方からの評判が非常に良く、お客様に恵まれた。
当初はメロディーを私が弾いていたが楽曲の美しさを表現する上で彼女が伴奏する形から50:50での楽曲へと進化していくのに彼女の感性の良さのお陰でさほどの時間はかからなかった。
ピアノとコントラバスギターのみでここまで表現するか!ということにチャレンジする楽しみ、クラシカルな演奏スタイル。徐々に他にはないスタイルが確立されていった。
バッハなどをやってきた私にとって、エレクトリック楽器によるクラシックを表現していくのは私の大切なオリジナリティのひとつだった。貴子との出会いでオーケストラ楽曲にまで発展させることが出来たのは私には奇跡がひとつ叶った瞬間だ。

山崎真也との出会い。
貴子とのデュオで私がメロディを弾くとなった時にベースは不可欠だと常々思っていた。
気に入ったベーシスト、というよりは同じような感性を持ちつつも刺激のあるベースが欲しい。楽器はフォデラであって欲しい。そんな無茶苦茶なことを願っていた。
思い続けて1年程した頃だっただろうか。ボンアートのオーナーに真也を紹介すると言われ、わざわざ彼が店まで来てくれた。話をしてみたら、楽器はフォデラを使用し年代も同じだという。これは一度一緒にやらねば!と思い即、三本松でのライブに踏み切った。
何か形を作って行きたい!そんな思いが日に日に募り、今の形へと進化していったのだが、まさかフォデラでしかもツボが同じベーシストに出会えるなんて奇跡だ。

東海林 克
もう長い付き合いになったが、彼のハートに響くギターはいつ聴いても心地いい。バンドではカッティングが多いが実はメロも美しい。これからまだまだ成長して行くであろう素晴らしいギターリストだ。



また、こちらも嬉しいデュオ!
「重廣 誠 with 吉岡龍見」。
コントラバスギターと尺八のデュオだ。
もう10年以上お付き合いして下さっている龍見さん。
本当にいつも頭が下がる本物の奏者。
龍見さんとのデュオは毎回勉強だ。呼吸の師匠だな。
今年は早速沖縄ツアーからスタートしいよいよ全国、海外進出する可能性も出てきた。

今年もやるぞ!!

みなさま今後とも宜しくお願い致します。